二条公園

平安京跡・京都所司代千本屋敷跡

京都府京都市上京区主税町910−40−964

二条公園は広場や遊具などが設置され、市民の憩いの場として親しまれている。

かつて平安京の太政官と宮内省、園韓神社が鎮座していた。

宮内省西面の南北築地基底部(地業跡)や溝とみられる遺構のほか、平安時代前期の遺物築地包含層からは当時の瓦や土器が発見。

1153年、古くから伝わる妖怪で怪鳥「鵺」がいた。

「平家物語」で登場する鵺は、顔は猿・胴体は狸・手足は虎・尾は蛇のような姿。

近衛天皇は困り果てていた。

侍臣の源頼政に射られた場所は、二条公園の付近という伝説も。

鵺の死骸から抜き取った矢を洗ったのが、「鵺池」であったとか。

公園内の鵺大明神では鵺を祀る。