「尊い」この言葉につきます | いつもシニアドッグのそばに

いつもシニアドッグのそばに

シニアドッグが大好きで、ドッグヘルパー One by Oneとして
犬の介護士、介護アドバイザーをしています。
「愛犬のアンチエイジング・エクササイズ」セミナーも開催。
介護の担い手を増やすため、ドッグライブリー協会、シニアドッグ介護習得コースを開催中。

先日、ドッグライブリー協会の卒業生さんから
素敵なアイテムが送られてきました。
 
私が行っている「シニアドッグ介護習得コース」。
そのコースを受講してくださった方なのですが
私が講義中に、「こんな物があるとシニア犬のゆがみ予防に役立つのだけれど・・・」と
つぶやいたところ
「これはどうでしょうか?」と、そのアイテムを試作して送ってくださったのです。
 
とてもとても嬉しかったです。
そして、私の意見を聞かせてください、とのこと。
 
嬉しくて、さっそくチャコちゃんに
試してもらいました。
 

どんなものかは、まだお見せできませんが
チャコちゃんは、特に嫌がりもせず、
ごろーんとリラックスしてくれていました。
 
 
私が行っているシニアドッグ介護習得コース。
修了されたらお仕事仲間です、とよくお話しています。
介護方法や、シニア犬に役立つアイテム、工夫など
みなさんと共有してみんなで成長していけたら、と思っています。
 
春にはドッグライブリー協会主催のイベントも行おうと思っていましたが
現在調整中です。
私も共同主宰者の猪野麻未子さんも、春はなにかとイベントやセミナーの仕事あ多く
時間の調整が難しいのです・・・
 
また決まり次第お知らせいたします。
 
 
 
 
先日、ドッグライブリー協会の卒業生さんの愛犬が旅立ちました。
ご家族にとても愛された幸せな一生でした。
介護カウンセリングに何度も足を運んでいたので
旅立った今、とても寂しい思いですが
ご家族の言葉がとても印象に残っています。
 
お悔みに行き、ご家族とお話をしました。
色々な話をした中で、ふとお聞きしたくなり
「・・・介護はやはり大変でしたか?」
と、ママさんにおたずねしました。
 
「どんどん変化していく愛犬への対応が大変だったけれども、濃密な良い時間でした」
とのお答えでした。
おだやかな笑顔でお答えくださいました。
 
旅立ったわんちゃんも、
とても良いお顔をされていました。
 
わんちゃんは命の限り、立派に生きました。
ご家族も最期の最期まで温かく支えました。
ひとつの大切な命を心から愛して慈しんで見送ったのです。
 
「尊い」。
この言葉につきると思います。
 
私は犬の介護士ですから
多くの犬たちを見送ってきました。
見送ることも仕事の一部です。
 
悲しくないか?大変ではないか?と
時折、心配されるのですが
もちろん悲しいです。寂しいです。
 
でも、この「尊い素晴らしいもの」を目の当たりにすることができる仕事でもあります。
その尊さは、
悲しさや寂しさを大きく超えています。
 
人と犬って素晴らしい。
愛情って素晴らしい、
絆って・・・
 
そう実感できる素晴らしい仕事なのだと思っています。