膝蓋骨脱臼のワンコ 日頃のケア | いつもシニアドッグのそばに

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シニアドッグが大好きで、ドッグヘルパー One by Oneとして
犬の介護士、介護アドバイザーをしています。
「愛犬のアンチエイジング・エクササイズ」セミナーも開催。
介護の担い手を増やすため、ドッグライブリー協会、シニアドッグ介護習得コースを開催中。

看板犬、イーナは3歳のポメラニアン&ミニチュアダックスのミックス犬です。


とっても元気で可愛くって、いつも笑顔にしてくれる

大切な家族の一員。



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(ひざのりイーナ)



元気なのですが、実は気がかりなことが。。。


イーナは、膝蓋骨脱臼なのです。


詳しく説明すると大変なので簡単に言ってしまうと

後ろ足のヒザのお皿が滑りやすく、あるべき場所からずれて

外れてしまう病気のことです。


今、ペットのワンちゃんにとても多い、この膝蓋骨脱臼。


独立前に研修をさせていただいていた

老犬クリニックは、子犬の幼稚園と一緒になっていた施設でした。

かわいい子犬たちに囲まれて、とても楽しかったのですが

膝蓋骨脱臼のコが多くてとてもびっくりしました。


トイプードル、チワワ、柴犬、イタリアングレートハウンド・・・

様々な犬種のワンちゃんで見られ

重症なコは手術が必要です。


手術をするか否かは、どれぐらいの状態かと

オーナーさんの判断になります。


びっこをひいてしまう、痛みを感じているような場合は

手術をしたほうがいいと思いますが

イーナはそこまでではなく、今のところ普段の生活には全く問題がないので

経過観察中です。


ただ、生活している上で気をつけたいことは色々あります。


足腰に負担にならない生活、そして

足腰の筋力を落とさない運動。

この2つがポイント。


ワンちゃんの中には、後ろ足だけで立って

ぴょんぴょんと飛ぶコがいます。


でも、それは足腰に大きな負担が。


イーナはそれをしないように、普段から気をつけています。


また、フローリングの床も滑りやすく関節に大きな負荷を与えるので

カーペットなどを敷いて滑らないようにします。



運動も大切。

イーナも日頃からしっかり散歩をして

足腰を鍛えています。



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今日は、母&主人といっしょに近所の海の公園に行ってきました。

(横浜の金沢八景の近くです)


海の公園は、イーナの散歩に最適です。


なぜかというと・・・



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砂浜があるからです。


人もそうですが、砂浜は足元が不安定になりがち。

足裏に力を入れてバランスをとって歩きます。


そのため、アスファルトの平らな道を歩くよりも

ずっと筋力を使うんです。


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イーナは、水が嫌いなのですが

砂浜は大好き(笑)



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思いっきり走らせて後ろ足の筋力をキープ♪



砂浜は場所が限られますので、芝生でも良いです♪


特に傾斜のある芝生は足元が不安定になりますから

そういう場所をワンちゃんと歩くと効果的にエクササイズができます。


膝蓋骨脱臼ではなくても

シニア期のワンちゃんには筋力キープはとても大切。

やっぱり日頃からしっかり筋力をつけて

足腰が弱くなるのを防ぐのが大切です。



秋晴れで気持ちの良い日は、愛犬といっしょに

エクササイズ効果の高い

芝生や砂浜にお散歩、いかがですか?






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