昼の連続コント小説「えふろく」#15 | まるごとゴトウまるまる

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       (脱出途中、ある部屋を覗くロック)

ロック:あいつ見た事がある……帝国の将軍……たしか

     (くさりに女性が繋がれている)

兵士:裏切り者はこうなるんだ!(殴る)

―― 帝国の天才教育によって人工的にうみ出された魔導戦士。いくたの戦いをきり抜けて来た将軍の女としての素顔を見た者は誰もいない「セリス」

兵士:常勝将軍セリスも落ちたもんだな

セリス:弱者を力で踏み潰すお前達ほどとは思わんがな...

兵士:なにっ!

セリス:ケフカは東方の国ドマを毒を用いて皆殺しにする計画をしているそうじゃないか

兵士:うるさい!(殴る。倒れるセリス)

兵士 チッ!。明日はどうせ処刑されるんだ。今のうちにへらず口をたたいているんだな!

ロック:ひでえ...えっ兵士寝たぞおい!よくあんなことやってすぐ寝るよな。よし...

     (部屋に入りくさりを外す)

セリス:こんなところまで押し売り?

ロック:おっとこんな格好で失礼脱ぐ)...あっちょっと待ってね脱ぐから。大丈夫この下着てるから。...あらここどうなってんだ?どうやって着た?あっそうかここか。よし脱げた!リターナーにくみする者。ロック

セリス:リターナー! そうか…私はセリス将軍…だった…今はただの裏切り者

ロック:行くぞ!

セリス:!? 私を連れてか? いいや無理だ。走る事ができない、ありがとう…

ロック:ヤッベ可愛い...

セリス:だが、かりにお前が私を連れ出しても守りきれるはずがない…
それならば、ここでいさぎよく死をむかえたほうが

ロック:守る! 俺が守ってみせる! 行くぞ!

セリス:待て。脱出に役立つ物をこの兵士が持っているかも

    (ロックがカギを取ると起き上がる兵士。驚く2人)

兵士:カレーライスが食べたい!!ムニャムニャ

ロック:驚かせんなよ。しょうがない。カレー買ってくる。

セリス:そんな優しさはいらない!!こいつ...昨日もカレー食べてた。

ロック:マジか。どんだけ好きなんだ。じゃあ行くか!

.........

セリス:待て!お前だけ走るな!走れないと言っているだろう!

ロック:あっそうか。じゃあこのダッシューズやるよ。俺の汗が付いてて申し訳ないけど。

セリス:こんな時だ。仕方ないさ。(うっ想像以上に付いてるな)確かにこれなら走れる。行こう。


        (出口)

セリス:どうして私を守ると……?

ロック:似てるんだ……

セリス:似てる?母親にか?

ロック:いやそうじゃなくて。

セリス:姉か?妹か?娘でもいるのか?

ロック:いやどれも違う。(なんだこの家族ローラー)
いや、何でもない。俺自身のためさ

      (サウスフィガロの洞窟回復の泉)

ふうセリスのケガが治ったのは良かったけど。めちゃくちゃ足とダッシューズ洗ってんな。
もう20分は夢中でやってるぜ。そんな気持ち悪かった?やっぱ風呂は毎日入んなきゃだめか。

セリス:よし行こう。


ロック:ところでさっきから何の音だ?

セリス:壁の中から何か来る!
ディッグアーマーだ! コイツの魔法をあびればあとかたもないはず!!

ロック:どうすりゃいい?

セリス:魔法はまふうけんで私がひきよせる!

ロック:そんなことして だいじょうぶなのか!?

セリス:まあ、みていなさい!!

ロック:えっなんて言った?

セリス:
まあみていなさい!!

ロック:えっなんて?

セリス:まあみていなさい!!

ロック:えっ?ちょっとエンジン音で聞こえない!なあちょっと一旦エンジン切ってくんない?
.....サンキュ。なんて?

セリス:まあみていなさい!!

ロック:わかった!と思ったけどエンジンかけ直してる間に大事そうなところをプス!よっしゃ倒した!作戦通りー!!

セリス:(本当かこいつ...だが...面白い奴だ。)


ロック:ふう、やっとふりきれたようだな。


シナリオを選んでクポ!ってもうマッシュだけクポね。お楽しみにクポ

つづく...