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お悩みハンター イプシロンです。

 

今回はれいと君(仮名)のお話への回答になります。

 

☆れいと君のお話をまだ読んでいない方コチラ!

 

犬の散歩で出会ったお爺さんがれいと君の気持ちをわかってくれなかったという話でよろしかったでしょうか。

 

そうですね。れいと君の気持ちはすごくわかります。どうしてわかってくれないの! と思う時って多々ありますよね。

 

でも基本、他人は相手の気持ちを理解してはくれません。

 

心の中を読み解く事は出来ないのです。

 

お爺さんは犬の吠え声を気にしません。或いは喜んで吠えていると解釈しているのかもしれません。お爺さんがどう感じていたのかは訊いていないので分かりません。

 

ただれいと君がザラメちゃんが怒っていてお爺さんを攻撃する可能性があるなと思ったならば、れいと君がそのことをお爺さんに伝えなければお爺さんはわからないままです。

 

僕も含めて、れいと君もお爺さんもそうですが、常識や社会生活上のルールを皆同じものを共有して日常を送っていると思ってしまいがちです。

 

ですが、それは誤りです。

 

誰も彼もが自分の生きてきた生活上の基盤から常識やルールを作り上げていきます。命を粗末にしてはいけない。人を騙してはいけない。困っている人を見かけたら助けるなどの倫理面に依存するところの大枠に大きなズレはありませんが、そこから派生する細かい認識に関しては千差万別になります。

 

だから、れいと君が自分の気持ちを分かってほしいと思ったのならば、そのことをれいと君の言葉でお爺さんに伝えなければならないのです。

 

れいと君が話してくれた状況を鑑みるに、お爺さんは決して悪意があって近づいたのでもおやつをあげようとしたのでもないと思います。むしろ、親切心から出ている行動だと思います。

 

できればれいと君にはお爺さんの親切心から出たルールを汲み取ったうえで自分の気持ちを伝えてあげて欲しいと思います。

 

何も言わずに逃げ出しては、お爺さんの思いを切り捨ててしまったのと同じことになります。何もわからないお爺さんはれいと君の態度に困惑し傷ついたかもしれません。

 

そういうことがないように、お互いがお互いの気持ちを理解し尊重しあえるように、相手の気持ちを慮りながら自分の気持ちを言葉にして伝えていくことが大切になってきます。

 

自分の言葉で気持ちを他人に伝えることってすごく難しいことだと思います。

 

ただ、伝えた時に相手がこちらの気持ちを理解してくれて行動を変えてくれた時は、有難いという気持ちが溢れて嬉しくなると思います。

 

そうしたら、理解を示しわざわざ行動を変えてくれた相手に「ありがとう」とお礼を伝えましょう。

 

自分の常識・ルールを変えることは思っている以上に労力が必要なものです。自分のルールを一時捻じ曲げて変えてもらったのですから相手が誰であっても敬意を表するべきです。

 

忘れずに「ありがとう」と感謝の意を表明してください。

 

きっとれいと君の考え・気持ちを笑顔で受け入れてくれると思います。

 

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