2024/06/01 キングザウルスのレッドキング | 汚事記

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こないだ、まんだらけの通販サイトを見ていたら、キングザウルスのレッドキングがあったので買ったのが今日届いた。

キングザウルスシリーズは小学生のころ集めていて、誕生日プレゼントに買ってもらったゼットンと一緒に撮った写真がある。

怪獣消しゴムとともに熱心に集めていたシリーズ。小学生の財力ではすべて集めることは当然かなわず、持ってないのもあった。

ゴモラとかレッドキングは人気があってすぐ売り切れるのか、未入手であった。今回、やっと45年ぶりくらい? にして、初ゲットしたのがレッドキングである。

レッドキングは何回か、当時おもちゃ屋でみたことがあった。その都度買おうか迷ったけど、なんか似てないし色が茶色に深緑という地味なのだったので、他の怪獣を買ってしまったという経緯がある。他に、迷ったあげく買わずに終わったのはゲスラ、ムルロア、ライブキング等で、一度も店で実物を見たことがなかったのが、ゴモラ、ペギラ、ヒドラ、ギエロン星獣、テロチルスとか、そのあたり。

当時、田舎にはファミリーデパートというスーパーに毛の生えたような百貨店? らしきものがあり、そこにも玩具売り場があって、怪獣消しゴムのセット販売(怪獣カセット、ポケットザウルスパック)なんかはそこで買っていたし、他に市内におもちゃ屋があり、古今堂ではクリスマスにキングザウルスのギフトセットを買ってもらってノコギリン、サドラー、ウインダム、ゴドラ星人、ペガッサ星人、ウルトラマンタロウ、リッガーなんかをゲットした。みやもとという店でもバラでよくキングザウルスを買っていた。怪獣消しゴムの百円ガチャは古今堂が一番早く新しい弾が入っていたから、父方の祖母が買い物に行く時はよく一緒に行って、祖母が中央デパートとか、やすやすやで買い物をしている間、そばの古今堂でガチャガチャを回していた。キングザウルスのゴジラは古今堂で買った。最初のバージョンのゴジラで、目がブルーグレーに塗られていて、黒い瞳に白い歯のタイプ。あと、エースキラーにタイラントにゼットンも古今堂で買ったな。ラドンとベムスターは旭川の母方の祖母が買って送ってくれた。欲しい怪獣をリクエストすると、デパートに行った時に探してダンボールで送ってくれたことが年に1回か2回あって、ラドンもベムスターも初期カラーの渋いやつだ。ラドンは特に、赤くて、ガッと口の裂けた凶悪な顔と斜に構えたような角度がカッコよかった。今も飾ってある。

今回、レッドキングを手にしてみると、なかなか良い感じではないかと。手の指が角ばって平面的でおかしく感じるのも味である。太い尻尾のうねりがボリューミーでかなり暴力的ですばらしい。子供の頃は顔が白目むいてて「さぶと市 捕物控」とか思い出しちゃってなんか嫌だったけど、今は逆にいい。目は金色なのが意外であった。黄色だとずっと思っていた。

買えたのは後期カラーで、明るいグリーンも加わっているバージョン。後期カラーには口内の赤が吹かれていないのもたまにあったようだが、これはちゃんと噴かれている。剥げやスレもない、ほとんど完品に近い美品で、左拳の下方に明るいグリーンの塗料が流れているのが残念な程度、あとは右脚が内側に曲がり込んでいたが、この感じは内部でカンチャクが干渉しているせいなので、ドライヤーをあてて尻尾を外してみると、左足のカンチャクのフチの切り取りが甘く、出っ張った部分が右脚のカンチャクを押して下に入り込んでいた。左のカンチャクの余分な出っ張りを綺麗に取って嵌めたら、ピッタリ足裏が地面に接地するようになった。

そうして整えてから眺めると、キングザウルスのこれはかつてないレッドキングの一面が表現されていて、マルサンのソフビともバンダイソフビとも違うシャープなバイオレンスレッドキングが体現されておりますなあ。当時のレッドキングはゴモラと並んで強豪の一角を担っていた人気怪獣だったので(ビデオが普及してからはあんまり強くないのがばれてしまったが、昔は腕力ナンバーワンみたいな扱いであった)、『ザ☆ウルトラマン』にも『ウルトラマン80』にも登場した。

あとは……、体表の凹凸がすさまじいレベルでデコボコしていて、キングザウルスはシリーズの特性として割かし、みな表面がそうなってるんだけども、このレッドキングはとりわけ凄い。そこに上から光があたると影と反射で立体感が出てかっちょいい。

これは良い買い物が出来ました。しかしああ、前にゲットしたキングザウルスのゴモラ、知り合いの子供にあげちゃったんだけど、いま、激しく後悔。レッドキングと並べたかった。

 

今日は良く晴れて陽射しが強めながらも気温は低く、非常に肌寒い、初秋を思わせるような妙な一日だった。

私は最近、丸美屋の釜めしシリーズに凝っていて、今日は朝6時に鯛釜めしを炊いて朝と昼に堪能した。米三合ぶんなので、食いでがある。丸美屋のとり釜めしが子供の頃から大好物で、ゼットンのキングザウルスソフビを誕生日プレゼントに……という話を書いたから思い出したけれど、誕生日なんかも特別にとり釜めしを作ってもらっていたくらい、好きである。

朝食は他に、ぬか漬けと味噌汁と酢ドリンク。ぬか漬けは昨年の秋から一日も休まず続けている。茄子とキュウリは必ず1本ずつ、アボカドは二つに割って一日に半分、そこにニンジンとかミョウガとかカブとかが加わることもある。半分は家族に分けて、私は残り半分をさらに分けて朝と昼に食べる。平日は弁当にして職場で食べている。酢ドリンクというのは、毎朝1杯必ず飲んでいる酢の水割りのことで、リンゴ酢おおさじ2、黒酢おおさじ1をチャッチャッとコップにあけ、水をいっぱい入れたもの。味噌汁が熱くて食道と胃がダメージを受けたっぽいような時に冷やすのにも使える。

一合のごはんが土曜日と水曜日は三合の釜めしに、日曜日と他の祭日は100グラムの大麦になるが、平日は米を1合炊いて朝に半分、もう半分はおにぎりにしてぬか漬けとともに弁当として持って行って食べている。割と粗食。夜は普通に食べているから、栄養失調にはならない感じ。