霊長類最強の動物!最強なのに絶滅の危機!?ゴリラの生態 | 氷クレーのゲームブログ

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  お知らせ

時間上の都合により、2023年9月24日(日)に更新予定だった【霊長類最強の動物!最強なのに絶滅の危機!?ゴリラの生態】を本日更新しました。

原神関連は明日更新予定です。

 

 

 

 

こんにちはまるモフです!

9月24日は、<世界ゴリラの日>という事で、<ゴリラ>の記事になります。

我々と同じ、チンパンジー、オランウータンと同じ、グループに入りそれぞれ分岐したとされる大型動物です。

ゴリラというと、東山動植物公園のイケメンすぎるゴリラ<シャバーニ>有名ですね。

今回はゴリラの習性、生態などを見ていこうと思います。

 

 

※お忙しい方は太字だけお読みいただければと思います。

 

 

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  ゴリラ



ゴリラという名前はギリシャ語の<ゴリライ>から派生したとされています。

和名で大猩猩(だいしょうじょう)とよばれ、猩猩はおもにオランウータンの和名としても使われていました。



 

  分類


哺乳綱霊長目ヒト科


○霊長目(サル目、霊長類)の動物


霊長とは、不思議で特別なものを持っているという意味だそうです。


ヒト科:チンパンジー、オランウータン


キツネザル科:ワオキツネザル、クロキツネザル


テナガザル科:フクロテナガザル、シロテナガザル


オナガザル科:ニホンザル、フサオマキザル

共通的な特徴として、
顔が平らで目が前に付いており、遠近視力に特化していることや
大脳が大きく発達していること、指が5本あり、爪が平らで手先が器用であること、
ショ行性であること、などがあります。



○原猿類と真猿類


サルには大きく、生息する大陸によって、
<原猿類>と<真猿類>と分けられ、
真猿類はさらに、<旧世界サル>、<新世界サル>、<類人猿>
と分けられます。

ゴリラは、真猿類の類人猿になります。


・原猿類
キツネザル、スローロリス、マダガスカル原産がほとんど。

・真猿類
新世界:クモザル、マーモセット、フサオマキザル、などの中南米原産。
旧世界:キンシコウ、ブラッザグエノンなどの、アフリカ、アジア原産。
類人猿:テナガザル、オランウータン、チンパンジーなどは、アフリカ、東南アジア原産。

最近ではメガネザルは真猿類と分類されるようになりました。


 

 

 

 

 

  生息状況

 

○生息地

橙:ニシローランドゴリラ

黄色:ヒガシゴリラ

 

アフリカ大陸西部のコンゴ共和国、ナイジェリア、ガボン共和国、
または、中央~東部。
砂漠を除いた、森林、熱帯雨林


高地で多くの群れを作る、高地個体群と
低地で少ない群れをつくる低地個体群に分けられます。

場所によって、食性が異なるそうです。


○国際保護連合による区分



まず、<ゴリラ>と呼ばれる動物は、2種4亜種のみになります。



CR:絶滅寸前種


・ニシゴリラ
クロスリバーゴリラ
ニシローランドゴリラ



・ヒガシゴリラ
マウンテンゴリラ
ヒガシローランドゴリラ



○絶滅の要因
大多数は一部の部族などの食用による、または金銭関係による密猟、また罠の設置による負傷、開発など、人為的な影響が大きいです。
ゴリラはメス一頭につき、一頭しか誕生しないため、急激な頭数減少は絶滅を加速させます。


また、人と同じインフルエンザウィルス、エボラ出血熱、マラリアにも感染する可能性があるため、一部保護施設を除いて
近づかないなどの注意が呼びかけられています。


 

 

  食性

○草食性寄りの雑食性
樹木の葉、皮、果実、木の実などの植物類(主に乾季)、
アリなどの昆虫類も多く食べます。


基本は木の枝や葉っぱ木の実などが多いですが、
低地群のほうが果実の傾向が強いと言われています。
その為、新たな森を形成するために、種の散布役として生態系には欠かせない存在になっていて
森の形成のほとんどがゴリラの存在と言って過言ではありません。


道具を作り、アリや木の上にある果実などを取ったりする行動もするそうです。

オスゴリラの食事量は18kg、10時間以上食事の時間に費やすそうです。
 

 

○採食エンリッチメント


キリンを例として、食べにくくするため、あえて金網で餌となる葉を囲っている。

 

 

ゴリラを含む、野生動物は一日をほとんどを食事の時間にしているため、
あえて野生下と同じく、あえて食べるものが手に入りくい状態を作り、
採食時間を延ばし、頭を使って食べてもらうための豊かな暮らしの取り組み
が重要視されています。

 

 

 



○ムキムキな体格
ゴリラの体格ですが、とても筋肉質で大きな体をしているのですが、
これは、腸内でセルロースをアミノ酸に変える細菌を持っているからですね。

そのおかげで植物のみでここまでの体格を維持できていると言われています。

 

 

  形態・見た目

 

全長:オスは140~180㎝、メスは125~150㎝
体重:オスは130~200kg、雌は70~110㎏
寿命:野生化で35歳、飼育下で65歳。


○盛り上がった頭


成体のオスゴリラは、頭が盛り上がっているのがよく見えると思いますが、
あれは、<矢状稜(しじょうりょう)>といい、あごや首回りの筋肉とつながっていて、
噛む力がより強大であることがわかります。
これはメスの気を引くためでもあり、繁殖にも関係しているといわれます。


○シルバーバック


成体のオスゴリラのリーダーの多くは、ある程度の年齢に達すると、背中に白い毛がうっすらと
生えるようになり、背中の見た目が銀色に輝いて見えることから、<シルバーバック>
と呼ばれます。


体の大きい群れのオスのリーダーに多く見られ、子供を背負ったときに安定
するといわれ、メスによく慕われ、モテるそうです。

白色の毛がない<ブラックバック>と呼ばれる個体も存在します。
 

 

 

 

 

 

  生態・習性・能力

 

 

○ゴリラの群れ


ゴリラは群れで暮らし、オスのゴリラをリーダーとした、一夫多妻制で構成されています。

低地群と高地群に分かれ、低地群10頭以下の群れ、
高地群のほうが50頭以上の大きな群れを作ります。

ゴリラの個体数が急激に減少しているため、別の群れ同士が混合した
体規模な群れを作ることもあるそうです。

ゴリラの群れには、厳しく、残酷なルールが存在し、
新しいリーダーが決まると、前のリーダーの間でできた子供を殺める<子殺し>
と呼ばれるものがあります。
ライオンの<プライド>にも同じものが見られ、強く健康で優秀な個体を残すためと考えられ
ています。


○ドラミング


ゴリラの行動のイメージの一つである、胸を高速でポコポコ叩く<ドラミング>
と呼ばれる行動ですが、これは<威嚇行為>ではなく、
<自己主張>や<コミュニケーション>などの行為です。

オスが圧倒的に多いですが、メスも行います。

ゴリラは見た目から攻撃的な動物だと勘違いされやすいのですが、
繁殖期を除いて、普段はとても温厚な性格であるのがほとんどだそうです。


なので、別の群れが近づくと、胸の空気を膨らませ、ポコポコと鳴らして
「無意味な争いはしたく無いと」相手に知らせるそうです。


胸を叩くとき、グーでたたいていると勘違いされる方が多いのですが、
実は、グーではなく、指の関節を曲げ、パーで叩いているそうです。


○ナックルウォーク


ゴリラの歩行ですが、足全体を地面につける<ショ行性>の動物です。

名前にナックルがついているので、グーで歩いているのかと思いがちですが、
実は、第1,2関節を曲げているだけで、実はほぼパーで歩いています。

これは物を持ちながら歩くことができるメリットがあると考えられています。
同じくオランウータンも同じ歩き方が見られます。

 



○ベッドをつくる
ゴリラは濡れるを嫌う動物で、
ほぼ毎日、木の上に枝などでベッドを作って寝ることがあります。
親子や若いゴリラなどが多くこの方法で眠るのですが、
群れのリーダであるゴリラは群れを守るために地上で眠るそうです。


○実はとても神経質
見た目はとても強くて勇ましいゴリラですが、
実はとても臆病で神経質です。
その為心配事や恐怖などの大きな精神的ストレスが食欲不振、下痢などの
症状が多いそうです。



○ゴリラの握力
ゴリラは握力500kgと地球上で一番高い動物で知られています。

日本人男性の平均が47.1kgだそうです。


○手話が得意!?
ゴリラは複雑な動きなどを学習するのが得意で、
アメリカ、サンフランシスコ動物園の<ココ>は1100種以上の手話を
覚え、使いこなせるという驚くべき知能を持っている個体もいるそうです。
 

 

 

  動物園

日本でのゴリラの繁殖は、京都府にある、<京都市動物園>をはじまりとされ、
そのおかげもあり、現在では、飼育展示、繁殖も確立され、日本各地の動物園で見ることができます。



日本では、<ニシローランドゴリラ>が多く飼育展示されています。

千葉市動物公園(千葉)
恩賜上野動物園
浜松市動物園
東山動植物園、日本モンキーパーク(愛知)
京都市動物園




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以上が、<ゴリラ>の記事でした。
とくに日本の動物園では、京都市動物園<キンタロウ>、東山動物園<シャバーニ>など多くの方が
知っていると思います。

我々と同じ霊長類なので、観察しているうちに何か不思議と言葉には表せない、
共通点のようなものが感じられるのではないでしょうか?


貴重なお時間の中、ご購読ありがとうございました!


 

 

 

 

 

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