元祖のジャイアントパンダ!? 一躍ブームを巻き起こした大人気動物! <レッサーパンダの生態> | 氷クレーのゲームブログ

氷クレーのゲームブログ

初めまして、<氷クレー>です!

主なゲームは<ARK、原神>をメインにプレイしています!
よろしくお願いいたします!

 

 

こんにちは、まるモフです。

今回は、前日の9月16日は<国際レッサーパンダデー>という事で、<レッサーパンダ>の記事になります。

モフモフした毛、垂れ気味な丸顔、大きな三角耳などの特徴からとても可愛らしく、大変人気のある動物です。

長時間立った姿の<風太君>が有名ですね。

そんな人気のある動物ですが、絶滅が心配されている種であり、同じ地球で生きる上で、好き嫌い興味の有無関係なく
認知されるべき動物です。

 

 

※少し長くなりましたので太字だけでも読んでいただけると幸いです。

 

 

  レッサーパンダ

元々、<パンダ>と呼ばれる動物は、<レッサーパンダ>が最初で、
後に、大きい白黒のパンダ<ジャイアントパンダ>という種が発見され、世界的に有名になりました。


当時<ジャイアントパンダ>と区別するために、「小さなパンダ」、「赤いパンダ<レッドパンダ>」という部分から派生し、
<レッサー>と付け、<レッサーパンダ>となったそうです。


中国語では、レッサーパンダを<小熊猫>、ジャイアントパンダを<大熊猫>と区別しており、
英語ではなぜか<FIRE FOX>と呼ばれています。


日本でいう熊猫はまた意味が異なり、別種の東南アジアの<ビントロング>の和名にあたります。
 

 

 

  分類

上図:シセンレッサーパンダ

下図:ネパールレッサーパンダ

 

哺乳綱食肉目レッサーパンダ科レッサーパンダ属

<レッサーパンダ科レッサーパンダ属>を一種のみで構成される、<1族1種>の動物です。
生息地の関係から、<シセンレッサーパンダ>、<ネパールレッサーパンダ>の2亜種に分かれます。
シセンのほうが、色が濃く、体格が大きく、縞模様もはっきりしていますが、

ネパールは薄色で、細身、縞模様が明るいです。
日本の動物園で多く飼育展示、繁殖されているのが、主に<シセンレッサーパンダ>ですね。



レッサーパンダは、縞模様の見た目、体格や骨格、食性が雑食、歩行がショ行性という共通点から、
<アライグマ科>に分類されていました。


ちなみにジャイアントパンダは、ヒグマやエゾヒマと同じグループ<クマ科>に分類されており、
生物学上は別の種となっています。
 

 

 

 

  生息状況

EN:絶滅危惧

中国(四川省)、インド、ミャンマー、ネパール、ブータンなどの
2700~4800mの山岳、温帯や亜熱帯の森林、竹林。

 

伐採、道路やダムなどの開発などによるものや、放牧などの人為的な影響により、
生息数が少なくなり、<絶滅危惧種>に指定され、
<ワシントン条約>による国際的取引も厳しく制限されています。


レッサーパンダは標高が高く、樹上を主な生活圏とする樹上凄動物です。

 

 

 

  食性

草食中心の雑食性

分類上、食肉目となっていますが、生息環境の影響で食の半分以上がタケノコの葉などの植物を占めており、
草食性の色が強いです。

他に果実、昆虫、小動物など様々な物を食べることができる雑食性でもあります。


 

 

  見た目

体長:50~65cm
尾長:28~48cm
体重:3~6kg
寿命:野生化では8~10年、飼育下では15~20年
 

 

 

  習性、生態、能力

 

〇縄張り意識高め
夕方と朝方に餌をとることから、薄明薄暮性(夜行性寄り)で、群れを作らず、縄張り意識が強いです。
その為、臭腺などが発達しており、縄張りを主張する傾向があります。


可愛らしい見た目とは裏腹に、実は繁殖期はとても神経質で凶暴といわれています。


〇防寒対策


寒さに強く、大きい体や手足にたくさん生えているフワフワのやわらかい毛は、高い防寒性と
雪上での歩行を容易にしてくれます。



〇樹上凄


主に樹上で過ごしていることが多く、それに適応したためか、体つきががっしりしており、
大きい手足と大きな尻尾で、しっかりと木を巧みに掴むことができます。
また、レッサーパンダのお腹を含む下半身は黒い毛でおおわれており、樹の下から見上げると保護色になり、
捕食者(ユキヒョウなど)の目から欺く効果があるとされています。


〇第6の指

レッサーパンダの指はジャイアントパンダと同じ、全部で5本あるのですが、第6の指と呼ばれる、手の骨の一部が突起(種子骨)したもので、実際は6本あるともいわれています。


食性に関係しており、そのおかげで、餌などをしっかり手に持つことができます。
リンゴなどを掴んで食べる様子がとてもかわいいですね。




 


〇ショ行性


地面に足を指先からかかとまで足全体をつけて歩行する、
<ショ行性>と呼ばれる歩き方をします。


風太君のような長時間の立ち姿見られるのは、このがっしりした足腰とショ行性であるからですね。

この歩き方は、ネズミ、モグラ、他の近縁であるアライグマ科、我々ヒトなど霊長類などを含み、
起立の安定化、バランスの取れた歩行、木に登る能力などに関係しているといわれています。
短時間でスピードを出すようなものには向いていない形といえます。

ちなみに、犬や猫はかかとを浮かせ、つま先で歩行する、<指行性>と呼ばれます。
 

 

  見れる動物園

<レッサーパンダ>は、世界の動物園の中でも、日本での飼育頭数や繁殖数はトップという事もあり、
、日本のほぼすべての動物園で見ることができます。


旭山市旭山動物園(北海道)、八木山動物園<フジサキの杜>(宮城)、那須どうぶつ王国(栃木)、
千葉市動物公園(千葉)、横浜市動物園ズーラシア(神奈川)、埼玉市こども自然動物公園(埼玉)、
上野動物園(東京)、神戸どうぶつ王国(兵庫)、天王寺動物園(大阪)さんなど。

熱川バナナワニ園さんのみ、<ネパールレッサーパンダ>(ニシレッサーパンダ)。
 

 

 

 

以上がレッサーパンダの記事でした。

レッサーパンダというと、<千葉市動物公園>で現在も飼育展示をしている<風太君>がとても有名です。

長時間、我々人のように立つ姿は、来園者にとても人気があり、可愛らしく、
CMでの起用やグッズ関連などマスコット的存在として、ブームが起き、レッサーパンダの知名度が飛躍的な上がりました。

現在は、動物福祉的な見方が年々変わってきたのを背景に、以前の全国的なマスコット的な存在ではなくなりましたが、当時のファンたちや園近隣の来園者からは、変わらない人気を誇っています。

現在は20歳、人間でいうと90歳ほどとかなりの高齢で、白内障を患っており、もう立つことや木に登る姿を見ることは稀ですが
一度は、生きている間に立ってる姿を見たいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブログ<まるモフ0円生活記>
〇ARK: Survival Ascended(ASA)

 



〇まるモフ園長の動物記

 

 


〇兄妹を探す物語

 

 


〇パンダのようにシロクロつけませんか?

 

 

○まるモフのTwitter
https://twitter.com/hiroichgo123