新世界サルならぬ、新世界イノシシ!? <クビワペッカリーの生態> | 氷クレーのゲームブログ

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皆さんこんにちは、まるモフです。
今回は、<クビワペッカリー>の記事になります。

イノシシにとても似ていて、小柄な見た目で可愛らしく人気があります。
日本の動物園でも飼育され展示されているので、認知度は高まりつつあります。

 



この動物の生理、習性、生態、イノシシの違いなど見ていきたいと思います。
 

 

 

 

  クビワペッカリー

ペッカリーの由来ですが、カリブ海の言葉から派生したと考えられています。
背中に「臭腺」と呼ばれる突起物が、ヘソのように見えることから、和名で「ヘソイノシシ」と呼ばれています。

 

250年前からイノシシ科と分岐し、姿かたちが変わっていないことから「生きた化石」とも呼ばれています。
 

 

 

  分類

上図が<クチジロペッカリー>

下図が<チャコペッカリー>

 

哺乳綱クジラ偶蹄目ペッカリー科クビワペッカリー属

まずこの動物、見た目はイノシシにとてもよく似ているのですが、イノシシではありません。

クビワペッカリーは名前の通り、ペッカリー科に属している動物になります。
ペッカリー科の中には、他に<クチジロペッカリー>、<チャコペッカリー>の2種が現存しています。
主に動物園で多く飼育展示されているのは、<クビワペッカリー>ですね。


上図がイノシシ

下図がペッカリー

 

イノシシ科に属する動物の特徴として、オスには大きな牙が生えている、胃が1つしかない単胃動物である、短足で体格が大きい、尾が長いなどに対し、
ペッカリー科は、胃が3つで牙が目立たず、足がやや長く小型で尾が短いことから、別の分類になります。

そのことから、生物学上、<イノシシ亜目>として扱われることがあります。

 

 

  生息状況

 

LC:軽度懸念
北アメリカ南部~南アメリカ中央から北東部


基本的にアフリカから、ユーラシア大陸はイノシシが多く、アメリカ大陸ではペッカリーが多い傾向にあるようです。
森林、草原、砂漠、疎林、高山地帯など、様々な環境に対応できる高い適応力をもっていると言われています。

絶滅危惧種になるほどまでには至っていはいませんが、ペッカリー革は機能性が高くとても人気などの
理由から、過剰に狩猟されることにより生息数が減少しつつあります。

すでに、ペッカリー科の一種である<チャコペッカリー>絶滅危惧種に指定されています。
 

 

 

  見た目

 

体長:80CM~100CM
体重:20~40kg
尾長:2CM~10CM
毛色:灰褐色、首回りは首輪のような白色がある。


ペッカリー科は、全体的に小柄で短足でイノシシのような見た目をしています。
<クビワペッカリー>は首回りに首輪のような模様をしていることからの由来になっているそうです。

 

この首輪の模様ですが、幼体のころはこの模様がなく、成体になった目印として確認できます。

役割についてはいまだに解明されていません。


 

  食性

草食に近い雑食性
草類、根、果物、サボテン、昆虫、小型哺乳類、爬虫類など。

基本的には草食性で、草や根、果実、砂漠ではサボテン、小動物の肉など生息地に合ったものをなんでも食べます。
胃が3つあるのは食性が植物食中心で効率よく消化できるようになったといわれています。

ちなみに、胃が複数あるからと言って、反芻動物ではありません。

 

 

  ヘソと思われているのは・・・・

 

和名に<ヘソイノシシ>と名前がついているように、背中にはヘソのようなでっぱりがあるように見えます。

実は、ヘソではなく臭腺と呼ばれるもので、独特な臭気をなどを発します。
その為、嗅覚がとても鋭く進化していますが、視覚、聴覚は退化しています。

ペッカリーは30~50頭以上の群れで生活する動物なので、これを体や木などにこすり付けて、
個体を見分けたり、コミュニケーション、なわばりを辿るなど様々なことに利用しているといわれています。

 

 

 

  認知度が高まりつつあるペッカリー

 

ペッカリーは日本の野生化ではあまり馴染みがないので知らない方も多いかと思います。
現在は、日本の動物園でも飼育展示、繁殖に力を入れており、生息数が減少する可能性の一つの種として、認知されつつあります。

イヌと同じ、社会性の高い動物で人間にもなつきやすく、可愛らしい見た目と仕草から人気のある動物といえますね。

 

マイクロブタのような見た目をしているので飼養できるのかと思われがちですが、

偶蹄目の特有の疾病である<口蹄疫>による検疫や取引制限が厳しく、一般での飼養は非常に難しいと言えます。

 

 

 

  見れる動物園

<クビワペッカリー>は日本の動物園で見ることができます。

様々な気候にも対応できることから、日本の動物園でも繁殖に力を入れているところが多く、各園で観察することができます。

 

埼玉県こども動物自然公園(埼玉)大宮公園小動物園(埼玉)、上野動物園(東京)、伊豆シャボテン動物公園(静岡)、神戸どうぶつ王国(兵庫)、ネオパークオキナワ(沖縄)、

海外ではメルボルン動物園(オーストラリア)。

 

 

 

 

以上が、<クビワペッカリー>の記事でした。

見た目がとても可愛らしく華奢な動きをしているので、大人から子供まで人気のある動物です。

是非一度、動物園で癒されてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

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