みなさん、こんにちは
食の力でママと子どもに溢れる笑顔を！
東京港区の親子料理教室omusubi
伊藤真奈美です。
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私は毎週月曜日に
ＬＩＮＥ＠で常備菜レシピをお届けしているんですが
先週、
さつまいもと蓮根の甘酢炒めのレシピをお届けしたところ、
鹿児島にお住まいの方から
「これはわが家の定番レシピになりそうです！！
鹿児島なのでさつまいもいっぱいあるし(^^♪」
と嬉しいコメントをいただいたんです。
その方とサツマイモ談義？をしていたら
何年も前に九州旅行をしたときに食べた
「いきなり団子」という
熊本県の郷土菓子のことを思い出しました。
さつまいもと餡子を包んで蒸したお団子なんですが
これが甘さ控えめで素朴で美味しかったんです。
団子の中身全部が餡子だと甘すぎるけど
中にさつまいもが入っている分、餡子の量が控えめなので
甘すぎないのがいいんです。
それを思い出したら、無性に作ってみたくなり
息子と一緒に作りました！！
作ったことがないので、
レシピをネットで検索してみたら、
使う粉もそれぞれでした。
上新粉のもの、白玉粉のもの、小麦粉のもの、それらのミックスのもの
などなど。
これが正解っていうレシピも存在しなくて、
作り方も味付けも家庭によって様々。
それが郷土料理とか郷土菓子の良さですよね。
子どもの頃、お母さんが作っているそばで見ていたり一緒に作ったりして
文字にされることなく親から子へ伝わっていくレシピ。
そういうのって、いいなーと思ったんですよね。
子どものおやつって
レシピが必要なほど手の込んだものを作ってあげる必要はなくて
（むしろレシピがないとうまくいかないような手のこんだおやつ(洋菓子とか)は
身体への負担も大きいように思います）
おにぎりに醤油や味噌を塗って焼いたおにぎりだったり、
熊本だったら、いきなり団子だったり
レシピなんてなくても
目分量と感覚でささっと作れちゃう、
簡単で素朴なおやつこそ
子どもの身体と心を健やかに育む
最高のおやつだと思うんです。
ちなみに私は
子どもたちにおやつを作ってあげることは
ほとんどありません
平日は保育園でおやつを食べてくるので
家ではおやつなしですぐ夕食になるし、
(保育園では毎日手づくりおやつを出していただいていますし、
献立も素晴らしく、加工品も出来る限り添加物の少ないものを選んでくださる園です)
土日は子どもたちがふたりともしっかりご飯を食べる子たちなので
ご飯の合間におやつを欲することが滅多にないんです。
ちょっと小腹が減った時には
それこそ芋です、芋
蒸したさつまいも、焼いたさつまいも
あとは蒸しかぼちゃとか、果物とか、おにぎりとか。
そんなシンプルな
おやつだか常備菜だか区別のないようなものをあげています。
おやつって子どもにとっては食事の一部なので
おやつだか常備菜だかわからないようなおやつこそがいいんです。
とはいえ、甘いおやつ、お菓子を
まったくあげていないわけではありません。
その辺の考え方は、こちらに綴っていますので
ご興味があればお読みください。
少し話がそれてしまいますが
子どもの偏食や小食で悩むママたちに
お子さんに普段どんなものを食べさせているか聞いてみると
明らかにおやつが多すぎると感じます。
それだけおやつ、お菓子を食べていたら
そりゃご飯食べられないのも無理ないよねと思います。
本当に食べてほしいのは、
成長期の身体を養うための食事のはずなのに
お菓子を与えすぎて食事が食べられないなんて本末転倒。
だったら、おやつなんてあげない方がいいんです。
子どもにおやつをあげないなんて、かわいそうと思いますか？
私は、子どもにおやつやお菓子をあげすぎることで
きちんとご飯が食べられずに
成長期の体と心に必要な栄養がとれなくなることの方が
結果的にかわいそうなことになると思います。
お菓子の食べすぎで
体調不良や感情の起伏が出てしまって
遊びや勉強に集中できなかったり、
常にだるかったり、ぼんやりしてしまったりして
その子が本来持っている力が発揮されなくなってしまうことの方がずっとかわいそう。
そして、
添加物と砂糖まみれのお菓子に慣れてしまっているせいで
本来子どもが生まれながらにして持っている
素材本来のおいしさを感じることのできるピュアな味覚が台無しになって
お母さんの愛情かけた手作りご飯を
美味しいと感じられなくなってしまうとしたら
それこそ親子双方にとって、かわいそうなことだと思うんです。
子どもにとっておやつって
三度の食事だけでは補いきれない
栄養やエネルギーを補うための食事の一部ですが、
現代はむしろ食べすぎによって
肥満だったり、糖尿病だったり、アレルギーだったり、鬱だったり、
病名まではなくても、
なんとなくいつもだるい、疲れやすい、
頭痛、鼻水が慢性的に出る、
集中力の欠如、やる気のなさ、
生理不順、冷え症など
様々な心身の不調が引き起こされている時代です。
それなのに
子どもに毎日与えるおやつ、お菓子は本当に必要？
子どもたちの体が本当に欲しているのは、
一時的に美味しくて幸せな気持ちになるけど
食べたあとに不調を招くお菓子ではなくて
成長期の身体と心を育む材料となる、
栄養のある食事ではないですか？
毎日のように食べすぎているお菓子のせいで
本当に体が欲しているわけでもないのに
中毒症状によってまたお菓子を欲してしまうだけです。
すでにお菓子漬けのお子さんに対して
お菓子の量と頻度を減らしていくのは
一時的には大変なこともあるかもしれません。
でも、大変なのは最初だけ。
そうする方が親子双方にとって結果的に楽になるし、
心身ともに健やかに過ごせる未来につながると思います。
いきなり団子の話から
つい長く熱く語ってしまいました。
毎日のおやつの必要性、
お子さんにあげたいおやつってどんなものか
今一度考えるきっかけになれば嬉しいです。
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【４歳～小学生
台所から生きる力を育む料理の基礎レッスン
第１回 鍋でご飯を炊こう】
≪日時≫
10月12日（金）14時30分～16時30分
10月13日（土）10時30分～12時30分 →満席
10月13日（土）14時30分～16時30分 →満席
（各回同じ内容です、終了時間は目安です）
≪場所≫
東京都港区麻布十番 近辺
（詳細はご予約の方にご案内します）
≪内容≫
なぜご飯を食べるの？食べることの大切さ
調理器具の説明
土鍋ご飯の炊き方
茹でる、和える副菜１品
お味噌汁
≪お申込み≫
下記からお願い致します
【大人向け 常備菜レッスン】
≪日時≫
10月10日（水）10時30分～13時30分 →満席
（終了時間は目安です）
≪場所≫
東京都港区麻布十番 近辺
（詳細はご予約の方にご案内します）
≪内容≫
・常備菜の素になる食材別の下ごしらえ
・常備菜をアレンジしたメニューの調理実習と試食４～５品
・常備菜アレンジレシピ20品程度