サン・セバスチャンへ、ようこそ | 3代目大村屋

3代目大村屋

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監督:ウディ・アレン
出演:ウォーレス・ショーン ジーナ・ガーション

 スペイン最大の国際映画祭サン・セバスチャン国際映画祭を舞台に、妻の浮気を疑う映画学の大学教授が体験する不思議な出来事を描いたコメディ。映画学が専門の教授で、売れない作家のリフキンは、広報担当の妻スーに同行してサン・セバスチャンにやってくるが、妻と若い映画監督の浮気を疑っている。リフキンが街を歩いていると、フェリーニ監督の「8 1/2」の世界が突然目の前に現れたり、夢で「市民ケーン」や「勝手にしやがれ」の世界に自身が登場するなど、クラシック映画の世界に没入する不思議な体験が次々と巻き起こる。

 いつものウディ・アレンらしい作品だった。浮気とか映画とか美女とか出てきて、おしゃれな雰囲気で楽しめた。でも終わってみると、だからなんだと言う感じがした。あまり内容がないのもいつも通りだね。

☆☆☆(T)