ある閉ざされた雪の山荘で | 3代目大村屋

3代目大村屋

映画・ダンス・旅行を中心に、日々感じた事を…

監督:飯塚健
出演:重岡大毅 中条あやみ

 

 東野圭吾の同名ベストセラー小説を映画化。劇団に所属する7人の役者に、新作舞台のオーディションへの招待状が届く。4日間の合宿で、参加者たちは「大雪で閉ざされた山荘」という架空のシチュエーションで起こる連続殺人事件のシナリオを演じることに。しかし出口のない密室で1人また1人と参加者が消えていき、彼らは互いに疑心暗鬼に陥っていく。

 

 原作は東野圭吾だったのね。犯人はこの人じゃないかなーというのは当てた。「もうやめて帰ろう」ってみんなが言ってるのに、その人だけいつも引き留めてて変だなと思ったんだよね。だけど、その協力者や二重のトリックは分からなかった。だからミステリーとしては面白かったんだろう。だけど、そもそもこんな山荘にみんなを連れてきて大掛かりな芝居をしたのは何のため?主人公の久我はなんで一人だけ劇団員じゃないのに招待されたの?この山荘を使う許可はどうやって得たのか、食糧とか全部犯人が自腹で払ったの?とか、いろいろツッコミどころはあるけれど、最後まで飽きなかったからそれでよかったのかな。

☆☆☆(T)