続きです。
ここで、
改めて
①でお伝えした
うちの米びつの
仕組みについて
思い出して欲しいのです。
おばあちゃんは
この米びつの
上の蓋を開けて、
上から
ゴミと髪の毛だらけの
お米を
入れてしまった
ようなのです。
ということはつまり、
米びつに
入っていたお米
全部に
関係なく
ゴミや髪の毛が
混ざってしまった。
ということですね。
私もさすがに
わざわざそれを
全部すくって
取り除いて…
っていうのを
繰り返すほど
ヒマじゃないというか
精神的に
持たないというか
そこまでやろうと
思えなかったのです。
なので、
とりあえず、
例によって
このことを
父親に
伝えました。
これには
父親も
嫌がっていました。
「え〜!!!」
「この中に入れたんか!」
「馬鹿やな〜」
「ほんならしばらく
あんなごはんってことか?!」
「うわ〜…」
「でもしゃーねぇかー」
「全部捨てる?」
「もったいないなあ」
つい最近、
3000円分ほどの
お米を買ってきてくれた
父親としては、
それの上から
ゴミを乗せられたことに
ショックを受けたようです。
そして、
さすがに少し、
おばあちゃんを
キッチンに
入れることの
リスクを
わかったかもしれない
瞬間でした。
すべてが
このアスペの人たちのせい
とは言いません。
そもそも
お米をばら撒いたのは
私の娘です。
それがなければ
何も起こっていません。
だけど、
これをきっかけに、
おばあちゃんに
お米を触らせないようにする
ということが
強化されることに
なりました。
もちろん、
人の記憶は
薄れていくもの。
2週間経った現在、
父親は
もうすっかり
忘れています。
そんな平和が
訪れているのも、
私がちゃんと
管理している
おかげなんですけどね…
まあ、
そんなことを
見ていてくれる人なんて、
誰もいませんが。