天然村ライブ -8ページ目

収穫

今年初めて開校した天然村田んぼ体験学校。
5月に田植えを行い、これまで順調に管理を行って参りましたが、先日の雨と風にやられ稲が倒れる被害が起こってしまいました。
毎年12月に田起こしをはじめ、4月の代掻きという作業を行うまで何度も何度も田んぼを耕します。
寒い冬は準備に備え、暖かくなる春には水を張り、いよいよ田植えを迎えるのです。
田植えが終わると、今度は雑草との戦いがはじまります。
薬を最小限にし、植えた苗を丈夫に育てるのには水の張り方が重要です。
田んぼには安定して水を張り続けるために天敵となる生き物が沢山います。
ザリガニ、サワガニ、ゲンゴロウ、モグラ。
彼らが作る穴ぼこから知らず知らずに漏れていく水を守り、水を一定にすること。
これに失敗をすると、今度は雑草に覆われ稲の成長を妨げこれもまた米の収穫に影響します。
暑くなる夏を迎えここでやっと田んぼは安定期を迎えます。
しかしここでも油断は禁物。
稲を丈夫にすのがコシヒカリでは特に有効とされている、「中干し」という作業を行います。
田んぼの水をいったん全部抜ききり、稲に供給する水を断つことで丈夫にするのです。
これが終わりいよいよ収穫を間近にした頃、最後の大一番で田んぼには強敵が現れます。
イノシシと台風です。
どちらも、僕らがどんなにケアをし田んぼで米作りをしてこようと、彼らの手にかかれば一瞬。とても無力です。
ここまでを無事乗り越えて、稲刈りの収穫を迎えます。
これはもはや奇跡です。
多くの困難を乗り越えて、やっと私たちの口に入る美味しいお米となっていくのです。

今回は順調に成長し過ぎというところに、問題が発生しました。
中干しの期間をもう少し長くあければ良かったのかもしれません。
稲の根元から倒れ込んだのは、実がよくなり頭が重くなった稲を風と雨に強く叩かれたのが要因でした。
ここまでに順調にかつ、いままでにないくらいにいい実りを見せていただけに、本当に残念です。
しかし、収穫までまだまだやれることはあります。
全力を尽くし、最善を尽くしたら今年も無事に収穫を迎えることができるでしょう。
収穫日程を修正し、来月12日に収穫日と変更させて頂きます。
参加者及び、関係者各位様においては大変ご迷惑をお掛けし申し訳ございません。
この場を借りてお詫びとお知らせを申し上げます。