偉大なる作曲家たちは、やっぱり破天荒だった❗️ | 大森 由紀子のブログ

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フランス菓子・料理研究家、大森由紀子が日常の美味しいを綴るブログです。

作曲家たちの人生が面白すぎる!想像つかない破天荒な人たち!お菓子と同じでその生い立ちを知ると、彼らの音楽に凄みを感じる。一番すごいのが(やっぱりフランス人?)ドビュッシー。「月の光」大好きだけど、あの曲からは想像できない人生。ベートーベンもすごい!

ベートーベンのご先祖さんは、ドイツの大根農家だったらしいです。 ベートがビーツ、ホーヴェンが農家でそうなるとか。ドイツ出身の音楽家の先祖はわりと素朴。パン屋も多い。バッハの名前はすでにバッケンから来ている。
パン屋を営みながら、楽師などを務めていた、という家系が多くて、本人生まれたときは、家族が音楽に親しんでいる環境にあったという人が多いですね、やっぱり。
靴屋もいます。シューベルトやシューマンのシューは靴で、先祖は靴に関係した仕事だったそうです。フランスでもムニエさん(粉屋)とかブーランジェさんとかいますもんね。

しかし、著者の三枝氏によると、天才と言われているのは、わずか4人。モーツアルト、ショパン、リスト、リヒャルト•シュトラウスだとか。共通項は、幼い時からその才能を発揮していたということでしょうか。

偉大な音楽家でも、職探しが大変だったようです。宮廷音楽家になるとか、教会オルガニスト、楽団の演奏家など権力のある人に認められないとなれない。ショパンなんか職歴なし。作曲があたって成功したとしても、生活レベルは下げたくなくて、贅沢だから、お金がいつもなかった。粋な人たちが集まるサロンで演奏なんていうと、やっぱり貧相な恰好はできないし、ショパンは、イギリス人の女性の援助で晩年は過ごし、死の間際(にもかかわらず、ですよ)にはリッツホテルのあるヴァノーム広場に引っ越しました。12番地。

皆さん、女性関係もすごくて、ワグナーの妻と言う人はリストの娘、コジマでしたが、コジマさんは、ワグナーの弟子と結婚していたにもかかわらず、ワグナーと家族ごと一緒に住んで、子供も作り、ついには妻にしてしまう。すごい話です。ストラビンスキーは、シャネルの愛人だった。これは映画で見ました。

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