京都教室でした。フランス地方菓子、カヌレ。 | 大森 由紀子のブログ

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フランス菓子・料理研究家、大森由紀子が日常の美味しいを綴るブログです。

2023.2月。京都教室。カヌレ・ド・ボルドー作りました!

カヌレは、フランス菓子ですが、パリのお菓子というより、もともとはボルドーの修道院で作られていたお菓子。

パリっ子より、実は日本人のほうが先に知っていた、という事実を、当時パリの食品見本市に行ってしりました。

そこには、ボルドーからカヌレ屋さんが出店していたのですが、パリっ子たちは「何、あの黒いお菓子は?」と

恐れをなして通りすぎるばかり。私が店員さんに、もはや日本でも売っているよ、というと、「ほら、日本でも
流行ってるんだ!」と彼は自慢げにパリっ子に伝えてました。どんなお菓子と聞かれると、「う~ん、フランをキャラメリゼしたようなお菓子さ」と。

なるほど、フランス人のカヌレに対するとらえ方はそうなるんだと、やけに納得。