砂糖は山の形で厨房にあった!少なくとも19世紀までは。 | 大森 由紀子のブログ

大森 由紀子のブログ

フランス菓子・料理研究家、大森由紀子が日常の美味しいを綴るブログです。

ビニール袋なんかない時代、フランスでは砂糖は山型に固められて厨房にあった。それを、パン•ド•シュクルと呼ぶ。トンカチのようなもので割って使う。少なくとも、アントナン•カレームもそうやって使っていた。
セネガル人などが被る、先の尖った帽子もこの形に似ているので、パン•ド•シュクルと呼ぶ。
どうもやっぱり、パンとつくと、何かしらちょっと硬めのものを想像させるのね。パンデピスとか。パンダニスとか

#砂糖#パンドシュクル #帽子#sucre#paindesucre