はぐれ思い出し映画2作目 『グッバイ レーニン!』②ネタバレ編 | 脳の活性化を狙って過去に観た映画を必死に思い出すブログ

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映画のタイトルから内容や出演者など思い出し書きするブログです。監督・俳優から次の記事へと連鎖。記憶が鮮明な時はネタバレの可能性大!それ以外にDVD・劇場で観た映画の感想や俳優ネタ、映画関連のフィギュアや趣味ネタも時々。

前記事『グッバイレーニン!』①あらすじ編
        ↓
今回『グッバイ、レーニン!』②ネタバレ編

※ネタバレありますので
 【ネタバレ注意】表示してます。
※いつもながら曖昧な思い出し。
 すいません^^;
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前回記事は↓をクリックして下さい^^
『グッバイレーニン!』①あらすじ編


読んで下さってる皆さん、
気まぐれに巻き込んですみません^^;


だって、寝ようと思った時に、
突然この作品思い出しちゃって、
どんどん記憶出てきたので、
眠れんくさせたニックキ作品ですよ!
書かんでどうする!(笑)



じゃあ、ネタバレ早速!


※2013年7月13日追記
 実際の作品とは違う部分、
 誤りが多々あります!

 ごめんなされ・・・



【ここからネタバレ閲覧注意!】



↓   ↓   ↓   ↓




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そう、母が目覚めた。


意識不明が長い間続いたし、
起きるかどうかも分からなかった。
もっちろん嬉しい。
でも、ショックを与えたくない。
あれだけ東側に傾倒し、
社会主義を主張してたのに、
今ではその影も無いくらい、
街は西側資本主義風に
変わってしまったから。


そう!街はコカ・コーラと!!
そして、マクドナルド!!!(笑)





・・・落ち着こw


でも、彼女、
何故倒れたのかは覚えてない。
倒れた理由は、息子(主人公)が
自分と逆の、西側デモに参加していて、
おまけに逮捕されたショックで。


主人公は西側文化が好きやけど、
東側な母が決して嫌いなわけじゃない。
むしろ誰より母が大切で、


“母の愛する東側”を
必死で守り抜こうとする。



それは、
愛のある嘘を貫くということ。


それが、異常なまでのこだわり方やのに
尋常じゃない風には描かれない。
むしろ、普通の日常として
楽しく描かれている。


でも、母の余命は短い。
次の発作が起これば必ず死ぬ。
だからこそ、主人公は必死;o;


でもでも、重いムードは漂わせないのが
この映画のいいところ!
基本、常にクスクス笑い&微笑まし笑い

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あったあった!
外の変化を見せないように
車で移動するシーン。


母がついに
病院から帰ってくることになり、
どどどどーする!?ってことに。
だから、新しく部屋を借り?
壁紙を全部張替え、絨毯も敷き直し、
家具も東側の頃のものに変えるほど。


母の好きだったピクルス。
もちろん、そんなものもう無い(笑)
分裂していた頃のスーパーなんか、
新しい西側商品しか入荷してない。
じゃあ、どうするか?


なんとか東ドイツの頃の
ピクルスのビンを手に入れなきゃ!
ゴミ箱からでも、彼女(看護師)の部屋に
絵筆を洗うビン?ゴミ入れ?
全く忘れちゃったけど、
そんなモンでも何でも使うほどなんです!
ラベルのシールをキレイに剥がし、
熱湯でビンを熱消毒し、
キレイに貼りなおす。
そして、西側のピクルスを入れて、
何とか用意して、彼女にあげるんです。
フルーツとかも全部。


ゴミ上がりかよ!w(三村風)
何に使っててん、そのビン!?w


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就職先のケーブルTVの相棒もいいヤツで
彼が何を手伝うかって言うと、
そう、テレビ放送。
今は西側のものが流れてますよね?


でも、それを見せるわけにはいかない。
だから、主人公がカメラさん、
相棒がレポーター&
ニュースキャスター役をして、
ビデオに撮影し、
母の部屋から線で繋いだビデオで
流し続けるんです。
東側の変化を少しずつ。

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そそ!こいつこいつw
昔の時代設定やのに、なんで映画の
マトリックスのシャツ着てたんだかw

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画像あった!w自分も持ってたTシャツw
ダサすぎてソッコー寝巻き行きでした。
編集の趣味を自慢するけど、
主人公居眠りw


母の誕生日には東側の頃の聖歌隊?
なんかを小遣いでやとったり、
東側の頃はしっかりしていたけど、
今では飲んだくれてしまった先生なんかも
母にショックを与えないよう、
東側を演じてくれている。


そして、タクシー運転手になっちゃった
宇宙飛行士まで、母に夢を与えるように、
ビデオ撮影の協力をしてくれる。


でもね、何も考えず、
ストーリーを全く知らずに観ていても、
この彼の行動の積み重ねが、
後になって効いてくるんだわ!(笑)

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例の聖歌隊とやらw


そんな日々の中で、
姉もガールフレンドも
嘘を貫き通すのは
限界だって思ってしまう。

いつかはバレると。
それでも、必死に続ける主人公。
(そこまで必死には見えないのが良いw)


そして、母が死んでしまう前に、
西側へ亡命した父に会いに行く。
彼女に会わせたいから。
プール付きの、
まるでビバリーヒルズみたいな
大きな家に住んでいた父。
パーティーをしている。
子供も小さい子が2人。


パーティー客を装って、会いに来た。
このシーン忘れちゃったけど、
確か、自分の名前を言うと、
実の息子だってすぐに分かり
ゆっくりと父の表情に
色んな感情が表れるのが分かる。


自分達を捨てていったけど、
もう恨んじゃいない。
だから父の話を聞いた。


本当は一緒に行きたかったが、
必ず捕まってしまうので、ひとりひとり
行こうと、母と約束したこと。
何年も何年も毎日手紙を出し、
待ち続けていた事。


別のシーンだったか、父の口からか
母の口からか忘れたけど、
母は亡命したくても出来なかったんです。
子供2人を連れて壁を越えるのはムリ。


話前後するかもですが、
父は母に喜んで会いに来てくれる。
でも、申し訳ない気持ちでいっぱいで、
その顔はとても複雑な表情で・・・。
そこへ姉もやってくるが、
まさか父とは気付かない。
でも、父は気付く。目の前にいる、
何年も会っていなかった自分の娘。
声を掛けたい。

でも出来なかった。


帰ってから、父からの手紙が
ある事を知る姉。キッチンの家具を
ぶっ壊しまくり、叫びながら探す。


上の戸棚の壁を壊すと、
ありえないほど大量の手紙。

読みながら泣き出す姉。

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そして、ラストに近付いていく。


姉の赤ちゃんが始めて立った!
そこには母しかいなくて、
寝たきりだったけど、久しぶりに
スリッパを履いて立ち上がる。


観てるこっちは
おかーさん窓の外見たらアカン!って

ドキドキするけど、



母は見てしまう。
カーテンの外にある大きなビルに
見た事もない程の
大きくて真っ赤なコカ・コーラの
タペストリー。


すごく違和感を感じ、外へ歩き出すと
自分の知っていた世界とは
全く違っている。
カラフルな服に、ウィッグに、建物に。
母気絶、たまたま仕事帰りの姉と
追いかけてきた主人公に抱き止められる。


それでも、“西側の難民の亡命”って
誤魔化して、例のテレビ放送(ビデオ)で
そのネタも流す主人公。
でも、どうしても疑念が拭い切れない母。

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慣れない環境www


結婚して主人公の奥さんになってた
看護師さん(飛ばしてごめんなされ)の
あのガールフレンド、


誰もいない時に、
母に真実を言っちゃうんです。



何を話してるのかは窓の向こう。
観客の僕らには分かりません。
でも、そのガールフレンド(看護師)は


“彼が必死に母を守ろうとしてきた姿”を
ずっとそばで見守ってきた。

だから、何を伝えたのかは・・・ね。


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画像はベタベタ系感動モノに見えるけど、
そこまでちゃいますよw


ラストシーン。
忘れちゃったけど、いつものように
相棒とビデオ撮影したものを
母の為に流す。でも、一瞬、
本当のテレビ放送が映っちゃう?やった?
でも、主人公は気付かない。
母へのフォローの言葉を
いつもみたいに言いながら、
テレビの方に向いてる主人公。


でも、もう全てを知っている母。
その事実を知らないで、
彼女の東ドイツを
なおも守り続けている主人公。


ここ!
この息子の背中を見つめる母の顔が・・・。
もう、これマジ勘弁!!(泣)

分かりやすい表情ではないんです。
でも、伝わってくるんです。


ああ、この映画泣きましたわ!
今でも思い出して鳥肌立ってるし、
間違いなく泣いたわ(笑)


わざわざベタベタに泣かせる、
母が亡くなるシーンなんてないのさ!(笑)



最後は遺言通り、遺灰は撒くの。
主人公が子供の頃にやってたように、
ペットボトルロケットに乗せて。
おわり。








↑  ↑  ↑  ↑

【ネタバレおわり】








恋愛ネタ忘れてごめんなさい!(笑)
でも、コテコテ系じゃなく、
でも詩的過ぎるわけでもなく、
なのに淡くしてある感じですよ^^
イメージで(笑)


覚えてなくて申し訳ないんですけど、
クスクス出来る部分や、
西側風に変わっていく世界に
感動する主人公にシンクロ出来るように
作られてる映画です。


喜怒哀楽を、東西の変化と共に
緩やかに繊細に描き出した、
爽やかな名作だと思っています。


大事なところを
アッサリ切り捨てるんじゃなく、
でも、情景をゆっくり映し出して
行間を読ませるわけでもない。


いくらかスタイリッシュな編集で
テンポもいいし、
映像の加工もキレイやのに、
でも大事なことは伝わってくるんです。


まあ、要は、
傑作曖昧映画ってこったす!
や、ストーリーは
分かりやすいよ、すごくw
とっても!w


『エイプリルの七面鳥』とか
この『グッバイ、レーニン!』観ると
オカン大事にしよって思いますね^^


では、wikiって俳優さん名だけでも。
主役アレックスにダニエル・ブリュール
母にカトリーン・ザース
恋人ララにチュルパン・ハマートヴァ
姉アリアネにマリア・シモン
宇宙飛行士役にホンマもん!
ドイツ初飛行士の
ジークムント・イェーン


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『ラスト・アクション・ヒーロー』①あらすじ編


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