私の苦手なこと、母の介助。
みんなどうやってできるようにしたの？
介助をしなくちゃいけないシーンなんて
今までなかったのよ。
次の施設の審査のため健康診断に連れて
行くことになりました。
今の施設からその提携病院に予約を
とってもらい、介護タクシーも手配して
もらって、至れり尽くせりで、私が連れて
行くだけ。次の施設から健康診断の項目も
今の施設に伝えてくれていて、私は知らない。
いざ健康診断の前日になったら、私
連れていけるのかと不安になった笑笑。
健康診断ってだいたい検尿あるやん。
私できるの？って。
この前母が転倒したという連絡をもらった
ときに、いつもトイレで用を足したら
呼んでもらうことになってる。呼ばないので
見に行ったら倒れてたって報告もらって、
そうやってるのかって知ったくらい。
連れて行く日に今の施設の窓口で私
介助わからないんですけどって話したら、
車椅子の操作、ブレーキだけ教えられた。
それは知っとる！面会とときもやってる。
で、水分欲しがったらどうしたらいいですか
って聞いたら、そんなに長い時間じゃないから
水分補給しなくてよいと。
(母は誤嚥してしまうので、水分もとろみを
つけたものしか摂取できません)
もう行くしかなくて、出発笑笑。
病院の窓口で渡すよう言われた封筒に
診断書在中って書いてあって、これは
白紙の診断書が入ってるんですか？って
聞かれたけど、わかりませんって
答えました笑笑。
で、待合で待ってたら、案の定、母が
「出かけるって知らなくてびっくりしたから
トイレに行きたい」って。
まず検尿いいのか気になって、窓口で
トイレに行ってもいいか聞いたら
「どうぞ」って。
やり方知らないのに、どうすればいいんだろ
とか思いながら、覚悟を決めて車椅子用
トイレへ。
車椅子と便器の角度とかもわからないし、
母にいつもどうしてるのか聞いても
わからないって。
幸い母は軽いので、なんとかまず便座に
移し、そして持ち上げてズボンとオムツを
下ろしてさせました。
終わったらうなずくだけなので、ああ、
私が拭くのかってわかり、拭いて
終わったわ。
あー、ヒヤヒヤ。
ケロさん、合ってるの？
戻ったら、診察室に呼ばれました。
そして、お医者さんから、今の施設で
診断書の書けるところは書いてくれていること、
検尿も済ませてくれてることを知りました。
言っておいてよー！
ああ、でもありがたい。
そうだよね、今の施設にもお医者さん
いるもんね。
で、レントゲンだけ撮ってくださいって。
はい、喜んで！
レントゲン撮って、会計して、帰りました。
あー、私の大冒険終わり。
あはははは。
それにしても母の生気がない。
あんまり言葉も出てこないから話さなく
なったし、わからないばっかり言う。
GWに兄が来ると伝え、うれしい？って
聞いてもわからないって。
困ってしまって、わんわんわーん。
自分から話してくることは、
「こんなんじゃもうダメだ」って、
自分の動かない足を触りながら。
まだ受け入れられないんだなー。
こんなんなら、次の施設も、イベントの
多い施設じゃない方がよかったのかなとか、
思わなくもない。
でも、その瞬間だけでも何かしら
心は動いていると信じるしかないかなー。
