ブログネタ:嫌いな食べ物なに?
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一番好きな作家と言っても過言ではない
山本文緒さんの復帰作、「アカペラ」読みました。
6年間、うつ病と闘っておられたようで、ファンとしては
復帰はうれしい限り
- アカペラ (新潮文庫)/新潮社
- ¥500
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3編からなってます。
表題作「アカペラ」は、中学3年生のタマコが主人公で
その話し言葉で書かれているので、読みづらい。。。
いつも、ぐいっと本の世界に入り込ませてくれた
山本文緒のタッチとは違うんじゃーと
思ったけど、やっぱりすごかった。
ちょっとボケ気味の祖父への愛を描いた「アカペラ」、
従兄妹との恋愛を引き裂かれた、自称ダメ男の
20年ぶりの里帰りの物語「ソリチュード」、
体の弱い弟にべったりの中年女性を描いた「ネロリ」、
どの話も、どこかにいそうな普通のひとの、でも、
ちょっと変わった愛情を描いてて、でも、その
報われなさとか、やりきれなさがじわ~っと感じられて
深いです。
そうだ、こういう、あったかいけどせつない感じが
山本文緒だよなあ、と感じさせてくれました。
- 終末のフール (集英社文庫)/集英社
- ¥660
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最近、伊坂幸太郎のおもしろさにハマってます。
こちらも「終末のフール」「太陽のシール」
「籠城のビール」「冬眠のガール」「鋼鉄のウール」
「天体のヨール」「演劇のオール」「深海のポール」
という8つお話の短編集。
このタイトルも、「ハライチかっ!」と
つっこみを入れたくなるほど。
また、それぞれの物語に、他の主人公たちがちょっと
ずつ登場して、遊び心満載。
この8つの物語を通じて描かれるのは、隕石が衝突し、
地球が滅亡すると予告され、パニックが起こるだけ
起きて一段落、治安もかなり回復した仙台での
生き残った人々の様子。
余命3年という時間の中で、家族の再生、新しい生命への
希望、過去の復讐などの問題が描かれてます。
深刻な状況なんだけど、どこかほのぼのとしていて、
でも、生きることの意味を考えさせられる深い作品でした。
ネタの「嫌いな食べ物」・・・おかげさまでないです。
激辛は苦手だけど、辛さを抑えてもらえば、
食べれるしねー。
ということで、変わった食べ物にもチャレンジできます。
塩とまと甘納豆って、一体どんなんだよっ!って
気になって手を出してみました。
アリだよ、アリ!!
ってか、甘納豆の定義がよくわからないけど、
ドライフルーツみたいな感じ?
トマトのドライフルーツに塩味がほんのり
利いてて、甘みが引き立ってます。
- 朝どり塩とまと甘納豆
- ¥525
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