これまでの話し



「こんなに悲愴感に満ちている人、久々に見たな」

と夫に言われながら


「まだ発表の15分前だけど行ってくる。

 見なくてもいいくらいだけどね。

 とりあえず補講と次の検定の予約もしなきゃならないし行くわ(注 ものすごく声量弱め)


と再び教習所へ向かいました


その時の写真です


「なんて悲しい背中なんだ」

と夫が撮っていたものです

これを友人たちにも送っていました真顔




合否発表がある教室に入り

どうせすぐに出て行くのだから‥と

出入り口に近い1番前の席に座りました


合否発表は後ろの掲示板に張り出されると説明の時に聞いていたので、

「あの掲示板かな」と後ろを確認しました


そこに1枚紙が貼ってありました


掲示物を読むのが好きなもちみです


興味本位で見に行きました


「‥‥‥。」


「‥‥‥‥。」


「‥‥‥‥‥‥⁉︎」



『4   〇〇〇〇(私の教習生番号)  合』


ん?

合?


これいつの?(日付を確認 ‥‥今日のだな)


合?  『合』って‥‥‥


そこに女の子が来ました


私が見ている掲示物をみて

「やったぁ」と言っています


「ごめんね、ちょっと聞いていい?

私の番号これなんだけど、これって合格って事でいいのかな⁉︎」


「そうですね、合格ですね‼︎

お一人以外みんな合格ですね‼︎やりましたね照れ

(なんてなんていい子や‥今時の若い子捨てたもんじゃないな)


でもまだまだ信じられないもちみは

その子の言った「お一人以外」にピンときて

その確認までしてしまいました


『合』が付いていない人‥‥‥


受験番号③ ヨンさんだ‼︎‼︎

間違いない、これは今日の、さっきの検定の結果だ‼︎ほんと性格悪い真顔



信じられないけど合格することが出来た‥

ドキドキで手が震えました


その後、私は学科試験がなかったので

第二段階の説明を受けすぐに帰ることが出来ました


帰る時に、私の次に車に乗った男の子と

さっき私に合格を教えてくれた女の子に

「学科も頑張ってねウインク

と声を掛けてしまった程に感情が昂っていました

(馴れ馴れしいおばさーん)



教習所を出て本気でスキップをしたい気持ちでしたが

夫の車が見えたので静々と‥下を向いて‥車のドアを開けました


夫「‥‥‥」

「受かりましたーーー‼️」

夫「え⁉︎マジで⁉︎ポーン

 踊る音譜ニヒヒ音譜

夫 大爆笑笑い泣き

 



「いやぁ、しかしあれだよ

 ヨンさんも不運な人だったと思うよ

 1番に運転しなきゃならなかったんだから

 しかも周りはみんなオートマ、日本人

 そりゃあ大変だよ」


「あの〇〇って先生はキチンと指摘をしてくれて

 良い先生だよ もう絶対に徐行忘れないもんね」



「手のひら返しすごいな‼️」



そんなわけで第一段階無事突破‼️


仮免取得ですお願い


路上怖い路上怖い路上怖い‥‥




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