前回の話し
わたしの前は『ヨンさん(仮名)』という人で
日本人ではないのかな?な人でした
そしてヨンさんはマニュアルでした
コースは一緒だし特に変わりはないだろうと
思いましたが
走り出しからガチャガチャとギアチェンジをしていて
い、忙しそう‥‼︎こりゃ大変だわ
そしてヨンさん、
すごく緊張していて伝染しちゃう
そしてヨンさん、
これはきっとダメだわ
とわたしが思ってしまうくらい初めから
先生に注意されてる
割と早い段階でクランクに入るコースだったのですが
ヨンさん、
何回切り返したか分からなくなるくらい切り返してる
そして
「ヨンさん、もう4回以上切り返してるからね‼︎ハンドルから手を離して‼︎」
あぁ‥‥ヨンさん、お疲れ様でした‥
話しに聞いていた
『そこで中止』
にはならず
一応コースを一周させてくれました
が
それが怖くて怖くて‥
マニュアルだから仕方ないのかもしれませんが
発進の度にエンジンの音がすごくて
「すごい勢いで飛び出したらどうしよう」と
そしてカーブも曲がり角も結構な勢いでいってしまうので後ろに乗っていて怖かったです
そのため、復習なんてしてる心情ではいられませんでした
発着点に戻り、車をマニュアルからオートマ車へ変えるため一旦降りました
先生『ヨンさんはまだ降りない‼︎‼︎‼︎』
外にはわたしの次に運転をする子が待っていました
若い小柄な男の子です
これまで
『若い子に気安く声を掛けるなんておばちゃんぽいからしないようにしよう』
と思っていましたが
ヨンさんのこともあり笑
何だか気持ちが落ち着かなかったのでつい声をかけてしまいました
私「緊張するねー」
若「はい‥」
あ、しまったやっちゃったダメダメ引かれる‥
若「僕、乗るの3週間ぶりなんですよ」
私「(応えてくれた‥‼︎)それは余計緊張しちゃうね‼︎
じゃあ1番じゃなくて良かったね
あまりうまく走れないけどわたしの後ろで復習してください」
若「そうさせてもらいます」
いい子や〜
先生『4番5番、乗って‼︎』
色んな感情が入り混じる中
いよいよ検定が始まりました
↓次の話