伝えたいお味噌汁 | お味噌汁復活委員会

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【お味噌汁】
ひと椀がつむぐ 大切なもの それは 日本の たから

お味噌汁復活委員会です、愛情たっぷりのお味噌汁をライターさんと共にお届けします。

本日はアーカイブ通信、2023年3月のお味噌汁です。


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#お味噌汁復活ライター よしだよしみ

神奈川県出身 / 在住

テーマ『伝えたいお味噌汁』


自分のためだけにごはんを作る。これ、意外とハードルが高い。自分以外の誰かがいれば頑張れたとしても、自分だけならまあいいかと思いがち・・なのは私だけでしょうか。


ひとりだったら簡単に、材料が揃っていなくてもすぐに出来るすいとんにしてみました。


①鍋にお水を入れて、頭とはらわたとった煮干しと手近な野菜をいれ火にかけます。

②お湯が沸く間に小麦粉にお水を入れて混ぜただけのトロン、より少しかための種を作って沸騰したらスプーンでぽとんと落とします。

③少し火を弱め、粉のかたまりが浮いてきたらお味噌を入れて出来上がり。


時間的にはお湯を沸かしてカップ麺を待つのと、そんなに変わりません。

粉のかたさや煮干しの量は何度かやっているうちに好きな感じがつかめてくるし、一食にかかるお値段もカップ麺より安いのでは。


出汁は煮干し以外にも昆布やパックの削り節、キノコを冷凍しておいて入れるのもおすすめです。時間がない、疲れている、そんな時にすぐ作れてすぐ食べられて、洗い物も少ないので助かります。時にはお味噌じゃなくお醤油味とか、野菜を炒めてからお水を入れるとか、すいとんじゃなく野菜たっぷりの炭水化物抜きとか。


レパートリーが少ない時こそお味噌汁。とりあえずお味噌汁が作れたら、そこからいろいろ発展していけると思うのです。難しく考えず、まずチャレンジです。寒い日の朝ごはんにもぴったりなので、時々作りますが、個人的には玉ねぎとキャベツを香りの良い菜種油で炒め、お味噌とお醤油半々、が気に入ってます。


『伝えたいお味噌汁』

具材:玉ねぎ ケール

出汁:煮干し

味噌:九州の甘めのお味噌


よしだよしみ(保育園勤務 / 調理師)