#お味噌汁復活ライター よしだよしみ
神奈川県出身 / 在住
テーマ『残り物〜わらしべ長者的なお味噌汁』
年明けから大きな災害や事故が起き、まだ大きな余震が起きている能登の皆さんのご苦労を思うと、温かいお味噌汁がどんなに貴重なものかと日々考えます。
今日はたくさんあったお刺身の活用です。
①そのままお刺身で
②細切りにした昆布と和える
③お味噌汁に
お刺身を昆布締めにするのは少々ハードルが高いけど、松前漬けくらいの細さの昆布と和えるだけなら簡単です。お刺身の余分な水分を昆布が吸って、昆布の旨味がお刺身に移り、翌日くらいまでは美味しくいただけます。お正月料理の一品としても上品さもあります。
(実は3〜4日は行けると思ってますが、そこは状況を見て・・なのでおすすめはできません。)
それでも食べきれなかった時には熱々のお味噌汁を注いでいただきます。お刺身と昆布の出汁で、お湯にお味噌を溶いただけのお汁で充分です。加熱した方が良さそうな状況でなければ加熱しない方が好みですが、数日経っていたら加熱した方が無難。お買得なお刺身を見つけたら、わざわざ作りたいおいしさです。残ってしまったお刺身って、そのままのサイズで加熱すると「昨日の残りね」といったいった感じですが、ひと手間で違うメニューに。魚の種類は鯛やマグロなどお好きなもので。あれば柚子や三つ葉を添えると香りが良いです。
これからの1年が平穏な日々でありますように。いま、雪の中大変な生活をされている方々にも早く温かい食事やお布団のある生活が戻りますように。
『残り物〜わらしべ長者的な味噌汁』
具材:お刺身 切り昆布
味噌:九州の甘めのお味噌
よしだよしみ(保育園勤務 / 調理師)