しあわせの終活講座 実例から | 銀座のエンディングノート終活カウンセラー行政書士川崎直美のブログ

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これからの人生を豊かに彩るエンディングノートの魅力を終活カウンセラー上級インストラクター、相続カウンセラーの行政書士かわさきなおみが銀座からお伝えさせて頂きます。

こんにちは

銀座のエンディングノート終活カウンセラー行政書士かわさきなおみです。





実例が一番人の心に迫るものがあると思うのですが、

ブログだと残ってしまうのと

どんなに気を付けて曖昧にしても

わかってしまう面が否定できないので、

なるべく差し控えています。

なので、曖昧にしつつセミナーで

おはなしすることがほとんどなのですが、

どれ1つとして同じような話はありません。


他人事にならないように聞いてもらえる話をできる限りの配慮をもって話すことに努めています。

話のインパクトから結論に誘導したいわけではないということを

特に配慮します。





例えばですが、高齢者男性東京都在住と

80代男性、東京都○区在住の単身者

この属性だけでの印象では見えてこないこともあります。

逆にこうかなという印象をもたれる。


想像でストーリーを作り上げることはしたくありませんが、

受ける側が考えたり感じることは

また色々出てきます。



自分の年齢や身の上が近いことで

他人事ではないなと思うこともあるでしょうし、

遠いと思おうとする気持ちも出てくるかもしれません。

どちらにしても、実例が持つインパクトは大きい。


属性や環境が色々構成されて

その現況を作り出しているとするなら

何か原因を探りたいと思うのが人の性でしょうか。

また、自分の求める結論に都合のよい情報のみ当てはめることもあるでしょう。

そうなれば、実際のところが不明瞭になるし今の現実社会もぼやけて的が外れかねない。


社会が家族単位でなくなっていると言われていても

何かあれば家族はいたのか?

相談できなかったのか?

と反応があります。

とうに家族単位ではないとある程度浸透しているように見えても、実際には

やはり家族は?身内は?

となってしまう現実。


こうであろう

こうでなければならない

こうでしかない

という概念が根強いことを感じます。


必ずしもそれが全てではないことに

目を向けず

そこに原因を求めて自分は違うと思うことでこころの平穏を保つのはある意味仕方ないことだと思いますが、

その過程に目を向けられる

そうした実例の捉え方ができたならと

思います。


そして、それが自己責任のみに

決着を求めることがなければと思います。


強烈なインパクトのある話は不謹慎?ながら人は興味を持ちます。

ですが、学ぶこと、得ることが薄らぐようにも思うのです。

大事なことは

実例から自分の生き方をどのように考えるかであり、

他人と比べて安心をはかるものではないはずです。