本日の京都の外気温、おそろしかったですね。
38.5℃ですってよ。堪えますなぁ・・・。
祇園祭に携わっておられる方、参加される方やご覧になられる方も、週末はお気をつけてお過ごしくださいね![]()
先月は諸事情により参加が叶わなかったのですが、今回、かに座の新月は![]()
近日プライベートサロンをOPENされる新地亜紀さん主催の「新月の祈り」-love earth project-に参加させていただきました。
落ち着いたらどなたか亜紀さんのサロンにご一緒しませんか
とさりげなくお誘いしつつ・・・
ストーリーリーディング特別篇![]()
新月の祈りの中で、私に伝わってきたおとぎ話
を、見えてきたそのままに書き起こします。
かに座新月のおとぎ話をどうぞ。
(サロンで実施中の、お客さまの心に眠るストーリーをお伝えするマイフェアリーテイルコースについては、コチラをご参照ください)
昔々、私たちの中に、サーカス団がありました。
一団にはひょうきんなピエロがいて、今日も人々を笑わせ、元気付けています。
どの町を訪ねても、ピエロは一番の人気者でした。
子供も大人も、彼のおどける仕草や大胆な芸に夢中で見とれました。
ピエロにとっても、人々に笑ってもらえることが生き甲斐でした。
今日もサーカス団は、初めての町で磨きあげた芸を披露しようとしていました。
これから大きなテントを掲げ、新しい土地で1週間に及ぶ公演が始まるのです。
ピエロは開演前、いつもするように、舞台袖から客席を見回します。
ぐずっている赤ちゃん、悲しそうな目をした人、疲れ切っている様子のお客さん、たくさんの人が所狭しと座っています。
(今日もみんなに笑っていってもらうんだ)
ピエロはこぶしを握りしめ、いつもそっと誓うのです。
その日、ピエロの目に一番に飛び込んできたのは、1人の女性の姿でした。
彼女は、ざわめく客席で、誰とも喋らず、うつろな目をしてただ座っています。
その瞳は、確かにステージを見ているようで、何も映していないように見えました。
(あの女の人、気になるな…。さみしそうにも見えるし、つまらなさそうにも思えるし。)
ピエロは舞台袖で、いつも以上に気合いを入れました。
(よし、今日はあのお客さんにも、来てよかったと思ってもらおう!)
サーカスの幕が上がると、客席とステージは一気に熱を帯び、絶え間ない拍手が響きます。
ひとしきり盛り上がった空中ブランコの後、ピエロはお手玉をしながら玉乗りで登場しました。
客席はやんややんやの大賑わいです。
ピエロは、先ほど目を止めた女性へと視線をやります。
けれど、彼女の目はうつろなまま、表情も固いままでした。
それから毎日、その女性はサーカスへやって来ました。
毎回同じ席に座り、同じようにただぼんやりとステージを見据えているだけです。
ピエロは、彼女のことが気になって仕方ありません。
(せっかく毎日来てくれてるのに…。一度は笑ってほしいな…。)
ピエロの願いをよそに、女性が笑顔を見せることはなく、とうとう千秋楽を迎えました。
幕が開く直前、ピエロは団長にある提案をしました。
「どうしても、今日だけ、今日だけですから!お願いします。」
団長は、ピエロの熱意に心を動かされ、それを受け入れました。
そして、いよいよその日のピエロの出番が来ました。
客席の誰もが、期待でいっぱいの中、ステージに飛び出てきたのは、道化者のピエロではありませんでした。
客席はしんと静まり返ります。
そこに現れたのは、化粧を落とした素顔の男でした。
呆気にとられる客を前にして、彼は精一杯のパフォーマンスをします。
客席にいる1人1人に向けて、楽しませようとする彼の姿に、観客は次第にひきこまれていきました。
その姿に、一週間楽しませてくれたピエロの容姿が重なり、満員の客席は賛辞と笑顔に包まれました。
鳴りやまない拍手を受けながら、ピエロは客席を見回しました。
そこには、笑顔で彼に拍手を送るあの女性がいたのです。
翌日になり、サーカス団が新しい町へ出発する時間になりました。
一座が片付けに追われる中を、一人の女性がピエロを訪ねてきました。
ピエロは女性を見て驚きます。
彼がずっと笑わせたかったその女性は、ピエロに礼を言いました。
「大事な人を失くして、私ずっと辛かったんです。何をしていても、自分だけ楽しんじゃいけないような気がして。」
ピエロは、いつもの笑顔を作ることもなく、彼女の話を黙って聞いていました。
「でも、あなたのおかげで気付きました。悼むことと感情を閉じ込めることは違うって。」
彼女は、微笑を浮かべて頭を下げました。
ピエロは、去っていく女性におどけた仕草で手を振ります。
彼が振り向くと、大きなテントはすでに折り畳まれ、そこには雑草ひとつない広大な土地が拡がっていました。
おわり![]()
大切なひとに、笑顔になってほしい。
純粋に笑っていた日々を取り戻したい。
そう心から願うとき、私たちは、いろんな仮面をほどこします![]()
大切なひとに喜んでもらえるような、楽しげな話題を探してみたり。
誰かに心配かけないように、明るく見えるメイクをしてみたり。
でもやっぱり、素顔のままの自分が、一番の宝物![]()
ピエロが素顔を晒す勇気を持ったように、時には着飾らず。
笑えなかった女性が感情を尊ぶように、心に決断をゆだねてみたり。
そうしたら、自分の中にあった空洞は、広い大地に見えてくるのかもしれませんね![]()
新月の祈りの中で、私に伝わってきたストーリー![]()
次回はどんなお話が待っているのか・・・。
それは、私にもまだ、わかりません・・・。





施術中は電話に出ることができません。
ですので、かなりわかりやすい場所となっております)






