すっかり初夏の気候になりましたね。
来月を待たずに衣替えをしたくてうずうず![]()
みなさまは、いつ衣替えされる予定ですか?
夏を待つ中で、今月も、新地亜紀さん主催の「新月の祈り」-love earth project-に参加させていただきました。
ストーリーリーディング特別篇![]()
新月の祈りの中で、私に伝わってきたおとぎ話
を、見えてきたそのままに書き起こします。
おうし座新月のおとぎ話をどうぞ。
(サロンで実施中の、お客さまの心に眠るストーリーをお伝えするマイフェアリーテイルコースについては、コチラをご参照ください)
昔々、私たちの中に、商店街がありました。
さまざまな店が並ぶ中に、一軒の靴屋がありました。
その前で、一人の女学生が立ち止まりました。
ショーウインドウに飾られた一足の靴に目を奪われたのです。
「うわぁ、なんて素敵なデザイン!」
彼女が、その靴に一目惚れした瞬間でした。
それから女学生は、毎日の登下校時に、必ずその靴屋の前を通るようになりました。
「いつか、この靴を履いてみたいなぁ。」
そう呟いては、小さなため息を漏らすのです。
靴屋の店主は、毎日店頭で立ち止まる女学生のことに気付いていました。
「この靴は、あの娘が買いに来るまで、誰にも売らずに飾っておくとするか。」
やがて女学生は卒業を迎え、就職が決まりました。
「自分で働いたお金を貯めて、あの靴を迎えに行こう!」
彼女は熱心に働きました。
そしてとうとう、靴屋の扉を開ける日が来ました。
けれど、ショーウインドウには、あの靴はもう置かれていませんでした。
「いらっしゃい。そろそろ来られると思っていました。」
店の扉を開けて彼女を迎えたのは、笑顔の店主でした。
彼が手にしていたのは、あの靴でした。
女性は、歓声を上げます。
「この靴!ずっと欲しかったんです。」
「あなたに履いてもらうのをずっと待っていましたよ。」
女性は、ドキドキしながら憧れの靴に爪先を入れました。
けれど、彼女の足は、その靴の中におさまりませんでした。
月日を経たことで、彼女の足は成長してしまっていたのです。
右足左足、交互に何度も試してみても、どうしても入りません。
彼女は、泣き出したくなる気持ちをこらえて言いました。
「この靴のために頑張ってきたんです。だから、この靴を私にください。」
店主は、ゆっくり頷くと女性に声をかけました。
「この靴は必ず、君に幸福をもたらしてくれるよ。」
帰宅した女性は、窓際に憧れの靴を飾りました。
「履かなければ、汚れたり壊れることもないし、これでよかったのかもね。」
彼女は靴をうっとりと眺めます。
もう、商店街まで行かなくても、毎日あの靴は側にあるのです。
女性はその日、夢を見ました。
夢の中の彼女は、憧れの靴を履いて、歩いたり走ったり、立ち止まったりしています。
その姿は、いつもの彼女より華やかで、心からの笑顔を見せていました。
目覚めた女性は、新しい自分に生まれ変わったような気持ちがしました。
窓際に駆け寄った彼女は、自分の足よりひとまわり小さな靴を、愛おしく撫でました。
おわり![]()
ハイヒールを初めて履いた日のこと。
誰かに靴をプレゼントしてもらった日のこと。
修理してもらった靴にふたたび足を通したときの喜び。
履きつぶした靴とお別れした思い出。
靴というだけで、いろんな思い出が誰しもにあると思います![]()
たくさんの靴との思い出の中で、みなさんはどの靴を思い浮かべたのでしょうか![]()
その靴は、記憶の中できっと、今も私たちを支え続けてくれているはず。
外へと一歩踏み出すとき、人は裸足では歩けないですもんね。
〝靴〟の中に隠されているキーワードのひとつは、『人生を守ってくれるもの』
お話の中の女性がやっと手にした靴が小さかったのは、彼女がもう守られる立場ではなくなったから![]()
自分の手で、これからの道を切り拓いていける。その未来はより広くて大きなもの。
彼女が夢の中で見た自分は、幻ではないのかもしれません![]()
新月の祈りの中で、私に伝わってきたストーリー![]()
次回はどんなお話が待っているのか・・・。
それは、私にもまだ、わかりません・・・。
