未来少年を考察する #53 | まきむく通信(どうでもいいこと書いています!)

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少し前の時代まで、核兵器の脅威が身近なものとして感じられており、ノストラダムスの大予言もある意味支持されていたような時代、近い将来、地球が破滅するのではないかと多くの市民が漠然とした危機感を持っていた。

 

そういう空気のなか、さまざまな近未来空想小説が作られ一部が映像作品として登場した。その代表的なアニメ映像作品として「未来少年 ・ ・ ・」というものがある。私は幼稚園、小学校低学年時に、再放送をテレビで幾度か観た記憶がある。

 

今回のブログのテーマは「未来少年を考察する」ということで、この未来少年を再度、視聴しながらその世界観など、平成のこの時代から振り返って考察してみたいと思っております。

未来少年を考察する 初回記事へ

 

 

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未来少年を考察する #53

第26話「大円団」後編

 

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ついに、この物語もこれで終わりとなります。

ラオ博士が亡くなったのですが。。。ハイハーバーにて埋葬するのかと思ったら、船の上での水葬となっております。

 

ダイスが、わりといい挨拶をしておりました。

なぜ、水葬を選んだのか?ラオ博士の最後の遺言であった風ではありません。どうでしょうか?ハイハーバーは大変動のあと生き残った人々が集まって村を作った島なのでラオ博士のふるさとではない。ラオ博士は、インダストリアの長老たちと同じく、旧世界の人間だと思っていたのではないか、そして旧世界が滅んだいま自分が埋葬される場所も、海に沈んだ旧世界と同じく海に沈めて欲しいと願ったのかもしれません。その辺りの答えははっきりしません。

皆が、ラオ博士を涙で見送ります。

 

インダストリアの住民にとってもラオ博士はとても尊敬するとともに感謝しきれない命の恩人なのである。

 

シーンが大きく変わってハイハーバー。。。

しかも、インダストリアの住民が大勢移住したあと、しばらく経ったと思われる時期のハイハーバーです。

久しぶりにオーロが登場しました。いまではおとなしくガルおじさんと一緒に仕事しています。ガルおじさんから火薬の扱いの勉強をしているといったところでしょうか。。。

 

この日は、ハイハーバーのお祝いの日なんです。花火がガルおじさんたちによって打ち上げられております。

インダストリアの住民が大勢移住したわりにはハイハーバーの村の規模が大きくなった感じはありません。ざっとみても住民の数は4、5倍になったと思うのですが。。。食料需給の破綻などは起こっていないのでしょうか?

村からみなが向かっている場所は。。。

旧バラクーダ号の乗組員たちも、みな結婚して小さなあかちゃん連れとなっております。そうなんです。今日はバラクーダ号が復活するのです。彼らも再び乗組員として復職するのが決まっているようです。

こちらは、ジムシー。ジムシーはブタの「うまそう」の飼育を手始めに養豚業をやっています。いまではオーロの妹のテラとかなり仲良くなっているのが分かります。

うまそう(ブタの名前)の子供たち、子豚がぞろぞろといます。

向こう村からチートもお祝いに駆けつけます。ハイハーバーはインダストリアの侵攻後、急速に団結していい村になっているようで、そんな様子が伺い知れます

インダストリアから脱出したときに使った客船は大きな木造の小屋があらたに設置されてへんな船になっているのが後ろに見えています。

 

そして、復活のバラクーダ号です。

2本のメインマストも完全復活してほぼ昔と同じ姿を取り戻しております。本来ならばこのバラクーダ号の修理には鉄を打つためにハイハーバーの森の木を伐採して燃料にしなければ復活はあり得なかったのですが、インダストリアの太陽エネルギーの一部を船で運んできたのでしょう。。。1年ないし2年程度で完全復活を遂げたとみていいのではないでしょうか。。。

 

バラクーダ号の復活、進水式ということで村人総出でお祝いに駆けつけています。艦の内覧もできるということです。受付のテントでは記念品も配られているというほどの力の入れようです。

バラクーダ号の復活は、世界を滅ぼす可能性のあったギガントを落とした英雄の一人でもあるダイス船長の夢でもあるので、村人総出でこの艦の修理に協力したからこその盛況なのだと思われます。

 

地下住民のリーダーであったブーケも盛装して駆けつけています。村の村長に信頼厚い雰囲気があります。彼がインダストリアの移住民をまとめているのでしょう。

 

進水式のとき使う斧をみて、ジムシーがテラと話をしています。

 

そして、今回の進水式以上のイベントが控えているのです。そう、実はダイスとモンスリーが結婚するのです。

最後まで往生際の悪いことを言っているダイス。。。

 

バラクーダ号の甲板は大勢の人が集まり、準備万端整えられています。

 

ダイスがコナンにエスコートされて登場。

 

そして、モンスリーはラナにエスコートされてダイスのもとに。。。

物語が始まるときには、まったく想像もされなかった二人が結婚するというオチです。

モンスリーとダイスは、何歳なのでしょうか?

やけに、今日はダイスが男前に描かれています。

海の男らしく、結婚生活を船に喩えて結婚の宣誓をします。

船長職が長いので、こういうのはわりと得意なのです。

旧乗組員も喜んでいます。

この中に、モンスリーと一緒にインダストリアから侵攻したときの兵隊たちが混ざっていると思いますが、いまや、村人に同化してわかりません。

そして、新婚のふたりの最初の共同作業として。。。

バラクーダ号の進水するためのロックが外されます。

丘に上がったバラクーダ号が再びレールを滑って海へ向かいます。

するすると滑って。。。

大成功です。

結婚式に集まったみんなもこのレールを滑るバラクーダ号に乗ったまま、結構怖かったのではないかと思いますが。。。喜んでいます。ディズニーランドの滝下りのようです。

最後に、〆の打ち上げ花火があがり。。。

色とりどりの、紙ふぶきが舞い下ります。

結婚式、進水式に引き続き。。。

お別れの会です。

じつは、このあとこのバラクーダ号を使って新たな入植するために、多くの村人がコナンの出身の島である残され島へ向かうのです。

ラナも、テラも、新たな島へ向かいます。

ブーケさんもその入植組です。インダストリアからの流入人口をハイハーバーでは、吸収しきれないのだと思われます。

だからこその、バラクーダ号の復活を村人総出で協力したのだと理解できます。

コナン、ジムシーも、もちろん出発します。

コナンとジムシーはもとバラクーダ号で働いた経験があるので、こき使われます。

ダイス再び、バラクーダ号の艦橋に立つ。

どのくらいの比率の人間が移植するのか、はっきりしませんが男女ともに乗り込んでいますので本気の移住です。

 

 

新たな旅立ち。。。

昔、コナンがラナに自分の建てた木の家のテラスで語ったとおり、2人で自分の故郷の残され島に小麦畑を作って住みたいという夢に向かっての出発なのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

残され島のちっぽけな島に向かっていた一行ですが、残され島とは思えない大きな島に出くわすのです。。。

 

 

この大きな島は、まぎれもなく残され島。山のてっぺんに宇宙船の小屋がありました。その後の変動で大きく島が隆起して大きな島となっていたのでした。

故郷にもどれたコナン。

この長かった物語もこれで終わりとなります。

 

 

 

 

 

 

 

 

この後、彼らにどんな生活が待っているのでしょうか。。。新しい生活の始まりがこの物語のおわりとなっていました。

 

 

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