少し前の時代まで、核兵器の脅威が身近なものとして感じられており、ノストラダムスの大予言もある意味支持されていたような時代、近い将来、地球が破滅するのではないかと多くの市民が漠然とした危機感を持っていた。
そういう空気のなか、さまざまな近未来空想小説が作られ一部が映像作品として登場した。その代表的なアニメ映像作品として「未来少年 ・ ・ ・」というものがある。私は幼稚園、小学校低学年時に、再放送をテレビで幾度か観た記憶がある。
今回のブログのテーマは「未来少年を考察する」ということで、この未来少年を再度、視聴しながらその世界観など、平成のこの時代から振り返って考察してみたいと思っております。
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未来少年を考察する #39
第19話「大津波」後編
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ガルおじさん(爆弾おじさん)とコナンは、インダストリア軍に抵抗を続けており、インダストリア軍のバラクーダ号引き揚げ作戦を阻止しようとまたまた、爆弾をもってやってきました。ガンシップを沈めたときの樽爆弾よりも心なしか巨大な感じがします。本気でバラクーダ号を破壊するようです。
ハイハーバーの住民たちはバラクーダ号の引き上げ作戦に労力として駆り出されています。
いよいよ、バラクーダ号の船腹に開いた穴も塞がれて再浮揚ができるかもしれないという場面です。
ラナとダイス。ラナはいち早く島の異変に気づいています。津波がくるかもしれない。。。海が見える岬の先にきています。
ラナは、胸騒ぎがしてならない。。。津波がくるかどうかの確信はもてないけれど。。。心配です。
村の人たちが入り江に集められているということを、ダイスから聞きみんなに危険を伝えにいかないと。。。と走り出したところ。
ラナとコナンの行方を捜していたオーロに捕まってしまいます。
オーロはラナが、博士の孫であることでちやほやされていることに苛立ちをもっているようです。
引き揚げ作業のバラクーダ号。。。入り江が完全に日上がってしまったため傾いてしまった。
それを見守る村人たちも入り江が干上がってしまったことに驚いている。
指揮するモンスリーは、かえって好都合であると、強気の発言をするものの。。。
コナンと爆弾おじさんもバラクーダ号のなかに潜入して作業を続けています。
バラクーダ号は、無事再び浮揚するのか?
それとも爆破されてしまうのか?
勘がいいラナは津波がくると感じている。。。この危機を、村のみんなを助けたい。そんなことを思っているのだ。
オーロに脅されているが、そんなことは関係ない。必死でコナンに心の中で呼びかける。。。
ダイス登場。ダイスもいつもどっち付かずでふらふらしていますが、ラナの応援団なのです。
ラナを抱えて逃げます。
オーロはインダストリアに組するようになってから、拳銃を装備するようになりました。
ラナの必死のこころの叫びに呼応してコナンが反応します。「海を見て!」=ラナが叫んでいる。。。海を見ようと急に動き出したコナン。
バラクーダ号に残っているマストの上に登って行きます。
海の水は遙かむこうまで干上がっています。その奥です。津波が迫ってきているのが分かります。旧世界のビル群が海の底から姿を現しているのが確認できます。
コナンがマストに上がったのをみて、インダストリア兵士が発砲します。
コナンが突然飛び出してきて、なにか叫んでいます。
村人にも動揺がはしります。
津波がくる。逃げるんだ~。
住民がコナンの言葉に動揺し逃げようと動き出した瞬間。モンスリーが静止させます。モンスリーの統率力は素晴らしいものがあります。一瞬で、住民たちを黙らせました。
コナンとモンスリーの肝の強さの勝負です。
丸腰のコナンはモンスリーに自ら近づいて行きます。
津波をこの目でみているコナンの言葉に嘘がないことを、モンスリーは悟る。
モンスリーの気が途切れた途端。。。
住民と兵士に動揺がつたわり。。。パニックのように、高台へ逃げ出す人々。村長が誘導しています。
あっというまに、人々が海岸線から逃げて行きます。
コナンとジムシーも合流する。。。彼らも高台へと思ったときに。。。
向こうから、ダイスとラナが走ってくるのが見えた。(オーロがラナを追って迫ってきます)
コナンは、ラナを認めるとそのまま逃げるわけにはいきません。
ラナのもとへ向かいますが。。。もう手遅れです。
大津波がまじかまで迫っています。
コナンの判断は。。。
ジムシーにラナを任せ、ダイスにモンスリーを任せバラクーダ号へ避難させます。
その間、コナンとオーロとの一騎打ちがはじまります。
もう、そこに津波が迫っている。。。時間はありません。
コナンの身軽さで、一気にオーロを圧倒します。
倒したオーロを助けるのがコナン。コナンは伸びたオーロを引きずってバラクーダ号へ逃げ込みます。
村人も丘に逃げて難を逃れます。
バラクーダ号は修理が完了していたおかげで再び浮くことができて津波を乗り越えます。
丘にバラクーダ号は押し上げられてしまいました。
丘に登ったバラクーダ号。マストが折れてしまっています。コナンもラナも無事だったようです。
ハイハーバーは助かりました。そして、インダストリアの兵士はもはや統率がとれなくなり、軍隊としての機能を失っています。
もちろん、ダイスも無事でした。
丘に打ち上げられたバラクーダ号。
ハイハーバーに再び平和が訪れるのか?
つづく。
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まきむく通信