少し前の時代まで、核兵器の脅威が身近なものとして感じられており、ノストラダムスの大予言もある意味支持されていたような時代、近い将来、地球が破滅するのではないかと多くの市民が漠然とした危機感を持っていた。
そういう空気のなか、さまざまな近未来空想小説が作られ一部が映像作品として登場した。その代表的なアニメ映像作品として「未来少年 ・ ・ ・」というものがある。私は幼稚園、小学校低学年時に、再放送をテレビで幾度か観た記憶がある。
今回のブログのテーマは「未来少年を考察する」ということで、この未来少年を再度、視聴しながらその世界観など、平成のこの時代から振り返って考察してみたいと思っております。
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未来少年を考察する #40
第20話「再びインダストリアへ」前編
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ハイハーバーに侵攻した、インダストリア軍は、ガンボートを失った上に大津波による混乱のために一挙に無力化し、降伏する羽目になってしまいました。
ここからは、少し説明的な映像が流れていきます。
インダストリア軍の力の源泉であった、ガンボートは海深く沈んでしまい復活する可能性はほぼなくなってしまいました。
また、ダイスのバラクーダ号は丘に上がった船化して、まったくの役立たずな状態です。
ラナのおじさんの家、ガンボートからの砲撃の被害を受けてみすぼらしい姿となっています。戦争は双方に痛手を及ぼすものなのです。
インダストリア兵は、一ヵ所に集められて監視下におかれている。
戦争が急展開し、敗戦の将となったモンスリー。
津波により大逆転劇となったハイハーバー首脳陣。
インダストリアの敗残兵の扱いについて、会議を夜通し行ったようです。
一夜明け。。。
インダストリア敗残兵のもとに、朝食が村人から届けられる。なんとも平和な風景です。
いままで、合成パンを食べていた兵士たちにも、本物の小麦で作ったパンは大好評で、彼らの気持ちになんらかの影響を与えています。
そこに、村長に返り咲いた、村長が登場。(オーロはどこにいったか?まだ登場しないのでどうなったか分かりません。)
ハイハーバーのゆるい(平和な)人々の出した結論は、インダストリアの兵士を、ハイハーバーの村人として受け入れるということでした。一緒に村に住もう。そして一緒に仕事をしよう。麦の育て方を教え、一緒に村を作って行こうというものでした。
コナンと、ジムシーは、自分たちの家は焼かれなくなってしまったので、また、ラナのおじさんの家でお世話になっています。
朝ご飯を食べながら、コナンとジムシーは、再びインダストリアへ戻ることを決める。(ジムシーは乗り気ではないけど、コナンひとりでは行かせるわけにはいかないと思っている)
インダストリアの兵士達は、武装解除とともに、制服を脱ぎ村人とおなじ服装で、村で麦刈りをすることになる。
彼らには船もなく、それ以外に選択肢はない、ハイハーバーの村人からも、不当な扱いを受けているわけではなく、すんなりとこの境遇をうけいれています。
あとは、彼らに家族がいるかどうか?そこらへんが、今後の彼らの生き方に大きく影響があると思われますが、現時点ではそのあたりは描かれていないので分かりません。
インダストリアに家族を残している兵士がいるならば、なんとかして家族のもとに帰らなければと思うのは当然です。
一方、コナンは再びインダストリアへ行く方法を探しております。
バラクーダ号のダイス船長。バラクーダ号は丘にあがり、しかも、マストも折れ、穴があきボロボロです。ダイス船長ひとり、修理していますが、直る見込みは当分ないでしょう。。。
ジムシーも、コナンとインダストリアへと旅立つことを決め、自分の飼っている子豚をチートに預かってもらうために、山向こうへ向かいします。
オーロの妹のテラにであい、しばしの和解。
村では、遅れていた麦刈りを村人総出で行っております。
インダストリアの兵士達も、この麦刈りに参加しています。
コナンは、インダストリアへ向かうための方法を探して村中を歩いています。ガルおじさんの漁船をあてにするが、漁にでるために必要である。。。。そんななか、生簀の洞窟にある飛行艇を思い出す。
あの、大津波で大きく被害を受けたらしく。。。生簀の洞窟の飛行艇もどうなっているか心配です。
無事、飛行艇は残っていました。じつは、いままで、海を走る高速船かと思っていましたが、空を飛べるようです。
この飛行艇を動かせる人物は、だれもいない。
コナンが考えついた行き先は。。。
モンスリーです。モンスリーもつなぎの制服を脱いで村人と同じような服をきています。
敵であるモンスリーに、この飛行艇をゆだねる。コナンはそう決める。
この飛行艇を動かせるか?モンスリーに尋ねるコナン。
敵を飲み込み、コナンはモンスリーとともにインダストリアへ行くことにする。モンスリーの心も揺れ動いています。
モンスリーとインダストリへいく是非が協議される。コナンはいろんな人たちを巻き込んで進んでいく。コナンの原動力が純粋な動機から出発しているだけに、誰も抗うことができず。。。敵であったモンスリーさえも動いていく。
ここの話し合いでは、やはり危険であるということで、コナンのインダストリア行きは反対されてしまう。(モンスリーがいつ裏切るか分からないしね)
つづく。
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まきむく通信