未来少年を考察する #38 | まきむく通信(どうでもいいこと書いています!)

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少し前の時代まで、核兵器の脅威が身近なものとして感じられており、ノストラダムスの大予言もある意味支持されていたような時代、近い将来、地球が破滅するのではないかと多くの市民が漠然とした危機感を持っていた。

 

そういう空気のなか、さまざまな近未来空想小説が作られ一部が映像作品として登場した。その代表的なアニメ映像作品として「未来少年 ・ ・ ・」というものがある。私は幼稚園、小学校低学年時に、再放送をテレビで幾度か観た記憶がある。

 

今回のブログのテーマは「未来少年を考察する」ということで、この未来少年を再度、視聴しながらその世界観など、平成のこの時代から振り返って考察してみたいと思っております。

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未来少年を考察する #38

第19話「大津波」前編

 

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ガンボートが誘爆炎上しあっけなく海に沈んでいってしまった。ガンボートの乗組員が、悲痛な顔でインダストリア軍の駐留するハイハーバーの本村へ集まってきました。

 

なかには、制服を着ていないクルーもいるようで、突然の爆発であったことを物語ります。

 

地下室のもと村長含めた村の有力者たちも、昨日の爆発音は聞いていたようで、まさしく、船が沈んだに違いないと確信を持ちます。

 

このようななか、モンスリーの手腕が試されるときです。部隊へ動揺が走ることは避けねばなりませんし、統率が一番必要な時です。モンスリーは、医者であるシャンを呼び出した。ガンボートの負傷した乗組員の手当をするようにと命令する。

つづけざまに、部下にはこの村を占領しているのは我々であることを忘れるなと叱咤し、ガンボートが沈んだならば、バラクーダ号を引き上げて使うように指示を飛ばす。

 

モンスリーの指揮能力の高さには驚かされます。

部下の前では、動揺などまったくない様子のモンスリーではあるが。。。

 

やはり、疲れもでます。ふと裏庭に行ってみると。

なんと、久しぶりにみる犬にビックリします。まだ、犬が生き残っていたのかと。そして、モンスリーが子供のころ飼っていた犬を思い出すのです。

 

モンスリーの回想シーン。

まさに、大変動のあった日の出来事。モンスリーも田園風景の金持ち風の家庭に育ったようなのです。

 

戦争がはじまったので疎開でもするのでしょうか?両親と出かけようとしたとき、飼っていた犬の「ムク」が逃げ出すので追いかけていくのです。

そのとき、丘の上を越えて行く爆撃機の群れ。

そのあと、気づいてみると世界は滅んでいた。。。

そして、その後を襲う、大津波。

 

モンスリーは傍にいたムクを抱きかかえるが、動かない。死んでいるようです。超磁力兵器の殺傷力はどのようなものなのでしょうか?

いっけん外傷などないように見えます。放射能の影響か?モンスリーは大丈夫なのか?不可解な点も多いですが、これは回想シーンで記憶の中の出来事なので、いろんなことが象徴的に記憶され回想されていると理解しましょう。

 

次に気づいたときには、津波に飲み込まれて、海の中でうまく板につかまって流されているところ。

 

そこに現れたのがガンボートです。

多くの住民を救助しながら、インダストリアに向かっているのです。

 

 

それとなく、見たことのあるような人たちが乗っていますね。

こうして、モンスリーはインダストリアでキャリアを積んでいくことになるのでしょう。モンスリーの過去が、出自が少しわかったシーンでした。

そんな、過去を思い出しているところに、かすかな気配が。。。コナンでした。モンスリーは慌てることなく、コナンに「ラナは助けてくれた?」と優しく尋ねるのです。コナンは無言でしかし強く頷きます。これで、2人の間の心は通じ合っています。お互いに相容れないが認め合っている。そんなふたりなのである。

その後、モンスリーはコナンに向かって発砲します。

コナンは素早く、弾をよけて去っていきます。さすがの出来事です。

銃声に駆け寄ってくる部下に、コナンを追ってもムダであると言いののこしモンスリーは次なる作戦の舞台へ移動する。

 

すかさず逃げたコナンは、丘の上の

 

ラナのおばさんの家に向かいます。

ガンボートからの砲撃を受けて酷いありさまとなっております。

 

ここには、ガルおじさんが、爆弾を作るための薬品を見つけるために、診療所をしているこの家にやってきていたのです。

 

さらなる強力な爆薬を作成しているのです。

かれは、どこでこんな技術を学んだんでしょうか?とにかく、インダストリアに船を渡さないために彼は彼の価値基準で挑みます。

 

コナンは、爆弾を使うことに少し疑問を持っているようですが、ガルおじさんは村を守るために少しの暴力は必要だと思っています。

 

バラクーダ号が、インダストリアによって再び引き上げられようとしています。そして、それをさせないために、コナン達はバラクーダ号を再び海に出れないくらい破壊しようとしています。

そんなことも知らないでバラクーダ号に隠れ住むダイス。

 

外が騒がしくなっているので覗いてみると。。。

浜辺にハイハーバーの住民が集められているではありませんか?

いよいよ、バラクーダ号が復活するときがやってきました。

この騒ぎがインダストリアのモンスリー達が指揮していることを知り、ダイスはすぐに逃げ出します。

船から逃げ出したダイス。海水がやけに低いことに気づきます。

 

インダストリアの兵士がバラクーダ号の引き上げ作業を開始します。

 

コナンと爆弾おじさんは、バラクーダ号の爆破を狙います。

 

ダイスは行く当てもなく森に。。。

 

ラナに遭遇。

 

ラナの隠れている生簀の洞穴。

 

そんなとき、突然生簀の魚が暴れだします。なにか変である。

 

この異変に気づくラナ。。。

なにかが、起こる。

 

 

つづく。

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