6月の読書メーターまとめ | まきむく通信(どうでもいいこと書いています!)

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6月の読書メーターまとめ

2014年6月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1474ページ
ナイス数:150ナイス

先月6月の読書は、5冊でした。。。山崎豊子シリーズを攻めています。



街道をゆく 33 白河・会津のみち、赤坂散歩 (朝日文庫)感想
西国出身の私ですが。。。縁あって、いま福島で仕事をしております。司馬遼太郎が「奥州こがれ」を持ち続け、高名な白河の関から旅をはじめる街道をゆく。。。司馬遼太郎のウンチクと、その深い造詣で福島について深く知識を与えてくれる。ここ福島で仕事をするうえでも、とてもいい情報を頂いたという感じです。会津だけでなく、東北の玄関口である白河も戊辰戦争の舞台となっていた、そして、文化、歴史ある会津。。。会津は奥が深い。そして赤坂界隈。。。
読了日:6月2日 著者:司馬遼太郎

読了:無人島に生きる十六人  須川邦彦著



運命の人(一) (文春文庫)感想
この小説「運命の人」は、沖縄返還交渉と西山事件について題材にした小説である。第1巻は辣腕新聞記者の仕事がどんなものなのか、主人公の辣あんぶりに関心している間に、ばたばたと物語が急転直下に進み、主人公は国家機密の漏えい問題の被疑者となってしまう。国家の機密に触れて、施政者の逆鱗に触れてしまうと生きていけない。。。そういうものか?機密と国民の知る権利、取材特権。そして女性問題。。。なかなか、一筋縄ではいかないテーマである。次の巻に期待しましょう。
読了日:6月8日 著者:山崎豊子

読了:運命の人(1) 山崎豊子著 感想など



運命の人(二) (文春文庫)感想
この平成の世、新聞記者の存在価値が希薄になっている!?そう政治家、官僚からの御用報道ばかりになっていると言わざるを得ない。レベルの落ちた記者たちは、政治家の言葉狩りばかりをして、その鬱憤を晴らしているといった状況には辟易するばかりである。この物語は、そんな、新聞記者の劣化するきっかけとなった出来事、これが時代のターニングポイントなのであろうと思われる。そんなことを読んでいて思った。。。
読了日:6月20日 著者:山崎豊子

読了:運命の人(2)山崎豊子著



運命の人〈3〉 (文春文庫)感想
日本という国は、マスコミに踊られされ政治家も骨抜きにされる軟弱国家の様に思っておりましたが...やはり、国家に楯突くことは許されないという一面もあるのである。権力中枢に恥をかかせてはならい。「知る権利」を掲げて高裁を闘う弁護団も、国家権力の意地には勝てない。
読了日:6月24日 著者:山崎豊子



読了:運命の人(3)山崎豊子著



無人島に生きる十六人 (新潮文庫)感想
16人もの人間が、無人島に漂着。こんな状況であれば自暴自棄になったり、仲間割れが起こっても不思議はない。この16人が船長を中心に未来に向かって、建設的で創意工夫にとんだ生活を組み立てていく。純粋さと真面目で勤勉な明治の日本人のスピリットが、船長だけでなく水夫の一人一人にまで息づている。。。純粋な小学生が読んでもなんの毒もない素晴らしい物語。さらに大人も十分に楽しめる内容。純粋に面白かった。
読了日:6月29日 著者:須川邦彦

読了:無人島に生きる十六人  須川邦彦著



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