読了:運命の人(3)山崎豊子著 | まきむく通信(どうでもいいこと書いています!)

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<第3巻あらすじ>
初公判の判決がいよいよ下される。二人の被告の溝が深まるなか、判決も明暗を分ける結果に。。。新聞記者の弓成亮太は無罪、元外務省事務官・三木昭子は有罪となる。新聞記者の取材、知る権利を認められた結果であった。しかし、その翌日には週刊誌に昭子の手記が発表され、法廷では無罪判決を勝ち取った弓成と新聞ジャーナリズムに対する痛烈な週刊誌判決であった。さらに、国家権力は機密を暴いた彼を許すことはなかった。控訴審で有罪判決となったのである。

 

 

文春文庫
2011年1月10日初版出版
山崎豊子著
初出 文藝春秋2005年~



<第3巻感想など>
日本という国は、マスコミに踊られされ政治家も骨抜きにされる軟弱国家の様に思っておりましたが...やはり、国家に楯突くことは許されないという一面もあるのである。権力中枢に恥をかかせてはならい。「知る権利」を掲げて高裁を闘う弁護団も、国家権力の意地には勝てない。


無罪から一転、有罪へ
失意のまま、堕落した人生へと転落していく。。。頂点から落ちた主人公のこのあとの人生を見たい。第4巻に期待。

この西山事件から、毎日新聞の凋落がはじまり、政治家や財界にすり寄りメディアの力で世論を操作する読売の台頭が始まるのだ。
そういうことだったのか!




売国奴メディア朝日新聞は論外だが。。。読売の政治家との癒着体質。
もはや、まともな新聞社は日本に存在などしないのだろう。



<関連ブログ記事>
・運命の人(1)
・運命の人(2)
・運命の人(3)
・運命の人(4)

 

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