日本国憲法 毎日新聞(2024年5月11日)に伊藤智永氏が「憲法に潜む外国人嫌い」というコラムを書いています。彼によれば、フランス人権宣言は「人」、アメリカ合衆国憲法に「何人」、戦後のドイツ憲法も「全ての人」がつまり「人」が主語で書かれています。しかし日本国憲法のは「国民」つまり「日本人」しか主語になっていないと。つまり内閣法制局と政府は「天皇とつながるためには日本人でなければならなかった」と読めます。外国人は天皇を大切にするとは考えられないので、外国人は除く。なるほど、今に至る外国人排斥が納得できます。