逃げた戦争犯罪者 前号の続きです。 この文章の最后に伊藤氏は「今日の憲法解釈は、人権を平民だけの権利とはしていない。だが外国人の権利は限定的であるべきだとの通念は広く根強くある。戦争放棄を享受するだけの護憲論はおめでたい。」と書いています。しかし私から見れば、日本の戦争犯罪の最高責任者である昭和天皇ヒロヒトを日本人自身が裁けなかったことから「日本人」は「人」になれなかったのだろうと。そして、それは今も続いているのだろうと。