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上野の東京国立博物館で開催中の特別展
「本阿弥光悦の大宇宙」へ行ってきました!
3月10日まで開催しているので、これから行きたいなと思っている方に。
まず本阿弥光悦って誰?
(ほんあみ こうえつ、1558-1637))は、江戸時代初期の数寄者。
by wiki
本阿弥家は刀を家業としていたそうです。
が、光悦自身は刀より書・陶芸・漆芸・能楽・茶の湯と
数寄者としての活動でその名が知られています。
書は特に有名で、この時代の三筆にあげられている程。(知らなかった・・)
また漆でも硯箱が斬新な意匠でよく知られており、「光悦蒔絵」とよばれています。
お茶は千利休の弟子である古田織部に学んでいたそうです。
光悦は楽焼を学んでいて、私は茶道を学ぶことを通じて、
その存在をお茶碗でしか知らなかったのですが
今回の展覧会は光悦の御筆と漆器がとても素晴らしく、そちらがメインの展示になっています。
漆器の箱の他、特に書状や、和歌を書いたもの、百人一首等、
光悦の年を経て変化する字体も展示されており、
書状の展示がとても多いです。
今回の展示について息子に聞いてみたらお茶碗なら行くと言って
子どもたちも連れていったのですが、
書状はさすがに小学生には退屈すぎたらしく
延々続く展示に最後のお茶碗の時にはグッタリしており、
ちょっと子どもには疲れたかなと思いました。
息子は、彫り物や絵、茶碗等、色彩があるものや造形物は割と興味深くみる方なのですが、
書状は旧字体で読めないこともあり難しかった様です。
ところどころに本も展示されていて、日本ではじめての絵入り本の
伊勢物語には描かれた十二単の姫をふたりで熱心にみていました。
あまりに立ち止まったままなので次に促そうとすると
後ろの初老のおばあちゃまが
「ゆっくりみてね。小さいうちから触れるって素晴らしいことね」と
仰って下さって少しホッと。
パンダ🐼のマネらしい
平日なのに満員でした!これから行かれる方は休日はもっと混雑しそうなので
時間帯を選んだ方が良さそうです。
お隣で中尊寺金色堂の展示も始まっていてそちらはもっと大混雑でした。
お茶碗はそれほど多くはなかったものの
本阿弥光悦作の時雨、雨雲、村雲や
楽家初代の長次郎の無一物も出ていました。
ノンコウ(3代楽家の道入)の鵺(ぬえ)も!
娘はお茶碗綺麗だね~と何回もみていました。
小さいうちから何がわかるわけではないけれど、
大人になった時に自分で判断する際、
彼彼女なりの基準になればなぁと思っています。
見てないのにいいとか悪いとか言えないですもんね。
(利休百首にもあります)
上野の老舗洋食やの精養軒にも😊
美味しかったです!
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