過日、『食事所作 (2021年1月5日ポスト分)』、『好みの女性をCelebrityで列挙してみよう ( 本年2月7日ポスト分)』、

私の理想的な女性・女性像を整理してみた

(2月27日-3月9日ポスト分)』、『日本では「頭が良すぎること」はビョーキなのか? (6月27日ポスト分)』等記事内で私の女性に対する考え方、思いを綴ってきたが、2019年12月から広まったCOVID-19 新型コロナ禍によって多くの現代日本人女性がどれだけ「ブス」なのか見せつけられる機会が増えたと感じる。

 

そこで本日は『ガサツ、下品なオンナで溢れるニッポン』と題し、多くの下品でガサツな日本人女性の姿を考察してみようと思う。

但し、この記事内で触れる女性の姿=「すべての日本人女性」と言いたいわけではないということをお断りしておく。

 

 

4月5月の大型連休明けよりCOVID-19罹患は感染症法上、2類相当【罹患者の外出制限、特定医療機関のみで入院/治療が行われる 急性灰白髄炎/結核/ジフテリア/重症急性呼吸器症候群(病原体がコロナウイルス属SARSコロナウイルスであるものに限る)/鳥インフルエンザ(H5N1/H7N9)/中東呼吸器症候群(MERS)が該当】から5類相当【風しん/麻しん等感染症並びに季節性インフルエンザ等が該当】に扱いが変更された。

これに伴いマスクを着用しない人々も増えてきたが依然マスクを着用する人が多い日本人だが、公共交通機関以外の自動車乗車中マスクを外して運転をする女性がマスクのゴムを耳から外さず下顎部にずらしている姿を屡々見かける。

傍から見ていて大変ガサツと言うか、マスクを外すことがそこまで面倒くさいことなのかと感じてならない。

“常に上品に”とまでは言わないが、日常生活の中においても「品性」はその人の生活習慣に現れるものであり、下品な人はどこまでいっても下品でガサツな生き方をしているのであろう。

 

日々の生活の振舞いの中でその人が所属する層に相応しい所作はその人の生き方を象徴しているものであり、下層に属する人は下層が相応しい所作/振舞いをする。

マスク一つ外すことが面倒と感じること自体、他の日常生活上の振舞いにおいてもそこかしこで面倒なことはぞんざいに扱っていると推察できよう。

このような層に属する方々が帝国ホテル、ホテルニューオータニ、ホテルオークラや外資高級ホテルにおいて相応しい振舞いができるとは思えない。

大抵この層に属する人々はこう言われると「そのようなところには(日常的には)行かないから、私には関係ないわ」と言ってご自身を向上させる動機づけとは考えない人々だ。

 

帝国ホテル、ホテルニューオータニ、ホテルオークラや外資高級ホテルを頻繁に利用すること=「上層階に属する」と言いたいわけではなく、ご理解いただきやすいように例示対象としてみただけだ。

大抵の人は帝国ホテル、ホテルニューオータニ、ホテルオークラや外資高級ホテル内にて大声で話す、走り回る、食べながら歩くなどすることはしないだろう。

またこのような場所においてサンダル【女性用ヒールサンダルではないもの】、Flip Flops、ジャージや短パン【宿泊者以外】という出で立ちで訪問することもなかろう。

TPОを弁えることは当然のマナーとして存在し、マナー違反者は出入り禁止の対象となり兼ねない。

 

しかしながら、先般実施された“Go To Travel【英語として意味不明な使い方 「旅行へ行こう」と言いたいのならGo on a tripGo travellingGo on (your) holiday 辺りが適切な表現方法 日本官僚の知性の低さが如実に表れている】キャンペーンにて普段泊まることができないような「身分不相応」な宿泊施設に「下位層」所属の人々が挙って宿泊し、宿泊施設運営者より「もう、お断りだ」と言わせる事態が多数発生した。

 

 

人は必ず「所属する層」に相応しい所作、振舞いしかできない。

とある私と面識ある医師の方は「人をClassifyするな」とおっしゃられたが、残念ながら「所属する階層」は現に存在し、向上心がない人、努力しない人は永遠と生まれながら所属する「階層」から「上位層」へ所属を変えることは不可能だと思う。

ここで最も大切なことは「知性水準」が向上心と努力継続に強く関係している、と私は考えている。

 

私が正規職員として就職をした1989年頃はキャリア官僚、金融機関【銀行、証券会社、生命/損害保険会社等】、商社、報道機関辺りが【学校での勉強ができた】優秀な人物の就職先として頂点に存在していた。

このような組織に身を置く一部の人物は、自身の余暇【就労時間外】で自身の業務に関係するより専門的な学習や身に付けておくと武器となる学習【語学習得やIT技能習得等】に多大な時間と費用を費やしている。

向上心と学習継続、それ以前に自分自身の価値を高める必要性を認識し、たゆまない貪欲さを併せ持っていると言えよう。

Hungry Spirit、故 スティーブ・ジョブズ氏が“Stay Hungry. Stay Foolish.”とGraduation ceremony, Stanford University (2005年6月)の祝辞で述べた※1

※1 日本経済新聞 「ハングリーであれ。愚か者であれ」 ジョブズ氏スピーチ全訳

 

知的水準が高い人物は常に向上心を忘れず、努力を惜しまず、結果無駄になるかもしれないが自己投資を止めることはない。

その様な人たちに共通していると感じることが些細な約束や完遂できていない約束、自身が口にした事を決して忘れていないということだ。

「社交辞令」と受け取られかねないような「今度、呑みに行きましょう」を、時期は遅くなろうとも必ず実行する。

恐らくだが、彼らの心の中では「未完」であることを大変気持ち悪く感じているのだと思う。

「後ろめたい」とまではいかないにしても、何かしらモヤモヤした感覚、自分との約束事を果たしていないと感じるのであろう。

 

また、この類の人たちはお金の使い方が大変綺麗とも感じる。

カネ【だけではなくすべてのことに対して】に執着しないし、他者のためにお金を使うことを惜しまないと感じている。

故 スティーブ・ジョブズ氏のGraduation ceremony, Stanford Universityにおける祝辞の中にも登場する、「点と点をつなぐ 【Serendipity】」として対価を求めず適者を引き合わせる場を提供するし、他者のために時間を費やすこともしている。

 

 

日本テレビ放送網アナウンサー 森富美さん、俳優 木村多江さん、俳優 片岡京子さん、そして御贔屓のフリーランス・アナウンサーの江連裕子さん。

皆様、大変上品で優麗な言葉遣いをされていらっしゃる。

そのスクリーンに映り出される振舞いと送られてくる言葉遣いに、いつもいつも大変快い気持ちにさせられている。

私自身「大変下品で粗忽(そこつ)な振舞い」を悔い改める修行を務める身として大変お手本となる方々だ。

 

こうして拙い知識で拙い文章をご披露しているのも、「Inputした智慧をOutputすることで整理し、理解を深める作業」として拙ブログを記している。

興味を抱かないこと、無関心なことは誰も読むことはなかろうし、大体食への関心が極限的に低い現代日本人に対して何も期待もしなければ、他人様の意識を変えることなど不可能だ。

 

大学生の時に経験したノースウェスト航空日本支社勤務時の帝国ホテル内CTО(City Ticket Office)、ホテルオークラ内CTОへ出入りしたお陰で、帝国ホテル、ホテルニューオータニ、ホテルオークラや外資高級ホテルを日常的に利用できる身になりたいとの動機から私なりに努力をしてきた。

野村投信勤務時、香港出張で香港現地法人勤務の方がおっしゃられた「野村の人間として相応しいところへ泊まれ」もその動機を強くする要因として働いている。

 

香港 金鐘 AdmiraltyにあるIsland Shangri-La Hotelは超が付くほど高級なホテルである。

このShangri-La Hotels and Resortsは比較的新興ながら世界的に見ても高級ホテルグループであり、特に東南アジアにおいてはIHGグループ、Marriott Bonvoyグループ、Hilton Hotels & Resortsグループ、Hyatt Hotels and Resortsグループよりも格式が上と位置付けられている国もあるくらいだ。

東京駅 八重洲側、旧鉄鋼ビル跡地に建設された丸の内トラストタワー内にShangri-La Hotel, Tokyoが入居していて、試飲会で数回訪れたが超高層階ということ以外大変雰囲気の良いホテルである。

 

日常的に高級ホテルでの試飲会へ足を運ぶにつれ感じることが、日本の飲食店勤務のGarçon/Serveuseの知的水準の低さだ。

試飲会の本来の目的はインポーター【輸入業者】並びに生産者が販路の拡大を目論む場所であり、Garçon/Serveuseの勉強の場ではない。

だが、半分遊び感覚で大きな荷物を抱えたまま次から次へとブースを移動し、ワインを飲む【口に含む】だけで 生産者の思いや生産地の土壌、気象環境、標高などまったくもって興味の外。

ということは、ソムリエやワイン・エキスパートを目指しているわけでもなく、「タダ酒を飲みに来ているだけ」でしかない。

我々バイヤーの立場【まだ酒販免許未取得だが】からすると「迷惑」以外の何物でもない存在だ。

 

その様な中、昨年であったか東京日本橋に所在するMandarin Oriental Hotel, Tokyoに勤務される若い女性と試飲ブースにて会話を交わす機会があった。

当然のことながら、不要な手荷物はクロークに預けられ、インポーター担当者を交えて生産者の思いや生産地の土壌、気象環境、標高等、提供されたワインを片手に会話が盛り上がった経験がある。

 

人は常に学び、向上心を持ち続けなければ堕落していくだけだ。

会計用語で例えれば、日々「減価償却/減損」していっている。

努力と思っているうちはすべてが苦行であり、努力でなく「楽しみ」という気持ちになって初めて本物の智慧として有用に働くものだろう。

 

私の「タダ酒を飲む」ことは「タダ飯が食え、世界中を旅するようになる」ことにつながっている、Serendipityだ。

ガサツで下品なオンナは、一生自腹でカネを払って酒を飲み、飯を食べ、旅行をするしかできない存在でしかない。