愛あふれる一冊 | Until the day you stand on your own

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留学専門旅行会社で働く長男、
(元徳島県阿南市地域おこし協力隊)只今、新たな道を模索中の長女、大学生バレエ大好き次女 3人の子供の成長が楽しみなアラフィフ母さんの日記ブログ

最近読んだ本ですが、
この本を読むきっかけは
長男が来年一人暮らしをしたいと言う話がでていたので、参考になる本なら渡してあげたいな、、っと思い図書館から借りてきました。


新生活を始めてまず1番大事な「食」について、そして自分の城となった家の整え方、自立した生活を送る為に大事な、健康管理やお金や時間の使い方など、
読み進めていく度に「そうそう、これ大事よね」っと借りている本でなかったら、付箋やマーカーで線を引きたいぐらい(^。^)


巣立つ子供が日々の生活を丁寧に暮らしていけるように、、、
家族から離れて初めて本当の孤独を体験し、改めて人との繋がりの大切さを知る事が出来るように、、、


生活の指南書として箇条書きのような物ではなく、文章から感じられる母親の愛情が伝わってきます。

そして、あとがきにさしかかると
あとがきは息子さんが書かれていました。

息子さんが大学に入学されて1年と少し経った頃、母親(著者)は不慮の事故によって亡くなられたそうです。
この本が遺作だったと知り涙が止まりません。😢😢

一人暮らしを始めた息子さんへの愛溢れる本でした。

普段の生活を丁寧に暮らしてこられたこの家族のDNAのようなものがこの1冊の本に凝縮され息子さんに受け継がれていくのですね。。

自分では上手くまとめられないし、口で言うとしつこくなり、五月蠅がられても嫌なので、長男のX-dayには是非持たせようと思いました❗️