2024夏、28日間のハワイ旅行記を綴っています。
現在第一章ハワイ島編
5日目。
驚きのハワイ島大冒険。
ハワイ島横断ドライブです!
98マイル(約160キロ)の旅。
ちょっと話は逸れますが、ハワイ島ではコナ空港を降りてすぐレンタカーしました
ヒルトン・ワイコロア・ヴィレッジは広大なのでその中でのんびり過ごす日も多いだろうし必要な時だけホテルで借りるか?という話も出たのですが、
①ハワイ島はレンタカーの数が限られているので大きな車は無くなるかもしれない、と母が友人から聞いたこと(真実のほどは知りません)
②なんせ荷物が多すぎたこと
母:スーツケース大2、小1(オアフに残してきた荷物を持ち帰る予定のため多し!)
我が家:スーツケース大2、ゴルフバッグ2
いやーーー💦タクシー移動は大変だったと思う!
ということでレンタカーしたのですが結果大正解!!
ヒルトンの敷地内を移動するのにもちょこちょこ車が必要だったので(ゴルフ場も、マーケットプレイスも歩いては行けない)ステイ中借りておけて本当に良かった!
ちなみにレンタカーは事前にこちらのサイトからダラー社でレンタルしました。
アメリカ走るならアメ車でしょ!!とダーリン氏がこちらの車にしておりましたが・・・とにかく大きくて、先ほどの荷物も私たち6人も無事乗れました!
さて話は戻り、大冒険への出発!
途中ヒロの街を経由して、キラウェア火山口へと向かいます!
ヘリから見たハワイ島は雨の降る緑で覆われたエリアと乾燥していて溶岩のみの真っ黒いエリアにパッキリと分かれていた、という話は前回③の記事で書いたのだけど、ヒロへと向っていると突然真っ白な霧に覆われて緑色に広がる地帯へと突入してとっても幻想的でした。
ハワイ島はとにかく全てがダイナミックで、オアフには15回ほど訪れているのだけれど、「ハワイをオアフだけで語るべからず」と思うのでした。マウイにも行ったことがありますが、マウイともまた違う、やっぱり地球の大きな歴史の中では「生まれたての島」なんだなと実感します🌋
ヒロは日系人が作った町だそうで、閑静でほっとする街並みでした。
途中でトイレ休憩を兼ねて、胃が日本食を求めて早くもホームシックになっていた1号のためにもスーパーKTAへ立ち寄ります。おにぎりや梅干しがあって大喜び!明太子おにぎりをGETしてものすごく喜んでいました!
酔い止め用にさきいかも購入😆
K.Taniguchiさんという日系人が始めたスーパーなんだって!
ヒルトンのあるワイコロアのスーパーよりかなりお安かった!!
途中でとっても素敵な入り江を見つけたので立ち寄ってこちらでおにぎりなどをいただきました。
すごくすごくすごく水が澄んでいて神秘的なの!!
この日はいっぱい歩く予定でスニーカーで来たけれど、もしまたこの入り江に来ることができるなら水着持参でのんびりしたい!!この辺りに滞在したい!
そんな風に思える美しい海辺でした✨
後ろ髪をかなりひかれつつ、キラウェアまではまだまだ長いので先を急ぎます。
ヒロからは標高がどんどん上がりながらのドライブなので途中で何度も気圧で耳が変になります👂というか、ヒロまでの横断中にも山を登り降りのドライブなので気圧差があるのですが。
ハワイ島の山々は稜線がなだらかで「登っている!」という感覚があまりないので(道もくねくねしていないし)平地を走っているようなのだけれど、耳がおかしくなるので結構高いところにいるのね、とわかるのです。
ヒロから約1時間かけてハワイ火山国立公園へ到着。
こちらは「キラウェア・ビジター・センター」。
この中ではキラウェア火山についての紹介や島の成り立ちなどが展示されていたり、その日通れるルートの確認ができたりもします。
ハワイ島の数あるビュースポットの中から1日かけて行こう!とダーリン氏が決めたのはキラウェア火山でした。ハワイ島と言えばやっぱりヴォルケーノ!
火山やマグマのダイナミックな迫力を感じてほしい!
ということでこちらに来ました。
この辺りの標高は1,247m。富士山で言うと1号目にも満たない感じ?
ただ、海辺のリゾート地からやって来るとひんやりとしていて昼でも上着があった方が良い感じでした。帰りがけ16時頃またここに寄るのですがその時はもっと寒かった!!
こちらの火山公園のあたりでは火山の噴火によってできたたくさんの溶岩のクレーターやカルデラや未だ奥で火山活動が続いていることがわかる蒸気の吹き出しなどを目の当たりにすることができます。
(真っ赤なマグマが吹き出しているようなところは今はない模様。)
前の日にダーリン氏が空から眺めたキラウェア火山の中の大きな火口「ハレマウマウ・クレーター(火口)」。
火山の女王が住んでいるとハワイの神話では言われています。
2018年から火山活動が活発になり形を大きく変えたらしいハレマウマウ・クレーター。2023年9月にもこの火口から噴火したそうです🌋
それがこちら!!
あまりの大きさに、子どもたちは何がすごいのかよくわかっていなかった😂
私たち夫婦にとってはまるで月に降り立ったような驚きでした!!しばらくここから動けませんでした。
その昨年の噴火により火山公園の中の道が閉鎖されていて、ダーリン氏が通りたかった「チェーン・オブ・クレーターズ・ロード」は通過できず。残念!
※こちらのブログで味わえます!
と言うわけで、ハレマウマウ以外のクレーターやそのほかの見所を周ります。
火山公園の中に「ヴォルケーノ・ハウス」というホテルがありました。
目の前にクレーターが広がるクレータービューのホテル。
火山に興味のある方は泊まってみては??
ロビーには火山の女神ペレと暖炉が。
売店に売っていたムニッと握るとマグマが出てくるぬいぐるみを子どもたちがとっても気に入りました!!こちらの売店には「ヴォルケーノ」的なものがいっぱい置いてあって、ハワイ島ならではのものがいっぱい!!
私もここでお土産買っておけば良かった!
古いクレーターには溶岩の岩肌から草木が育っていました。
こちらは出来てから何年くらい経ったものなのだろう。
オアフ島に移ってオアフ島の山々の青々とした景色を眺めていても思ったのだけれど、マグマが噴出して冷え固まって、そこから一体どれくらいの年月を経ると根が張り草が生え緑で覆われていくのだろう、とその悠久の時の流れに想いを馳せると不思議な気持ちになります。当たり前だけど、私が生まれて死ぬまでの間では全然、全然足りないほどの年月を重ねていくのだろうな。
それでもところどころから蒸気が噴き出していて、まだまだ地中では火山活動が起こっていていつまたどこから噴火するかわからないというエネルギーで溢れています。
ところどころ吹き出している蒸気「スティーム・ベント」がたくさん見られるスポットへ。
地中の奥で活動するマグマにより溶岩プレートが熱せられ、そこに雨水などが流れ込み蒸気が噴き上がっているらしいのですが、このようなスポットがたくさんありました。
ダーリン氏が際どいところまで行っていた・・
きゃー😱落ちないでよ!!とハラハラ💦
そして溶岩でできたトンネル、ラヴァチューブへ。
約400〜500年前にできたものだと言われているそうです。
日本の鍾乳洞のような感じなんだけれど、それと比べるとあまりにも綺麗な形状のトンネルでこのトンネルが天然でできたままならば・・・驚異的だと思った。
そして私がこの日最も❣️最も驚愕で感動したのは「キラウェア・イキトレイル」。
「クレーターの底を歩ける」と書いてあったので気軽に「行ってみよう!」と歩き始めたのですが、行けども行けども底に辿り着かず😂
ジャングルのようにシダが生い茂る中をくねくねと延々とくだるくだる。
これは帰りは地獄やな…と一抹の不安を抱えながら・・・
子どもたちも元気いっぱいにくだる!
(帰りは地獄なんじゃ・・・2回目・・・)
そして・・・
ついに「クレーターの底」に到着!!!
溶岩プレートがそのまんま広大に広がる圧巻の景色。
(クレーターの直径は約1.6kmなんだって!)
すごい光景です。
息を呑むってこういうことだ、という感じ。
後ろを振り返ってクレーターの底から上を見上げてみる。
なんと高低差120mなんだって!
やっぱり帰りが怖い!!!
が!!!この景色をこの目で見れたこと、神様に感謝した。
こんなに剥き出しで生きてる島があるんだ。
いやもちろん、木が生い茂り緑溢れる景色も生きているのだけれど、本当に本当に「生まれたばかり」というエネルギーを全身で感じる。
娘はこの溶岩プレートの上で転んで擦りむき(溶岩プレート、転ぶとかなりやばそうな岩肌💦)泣きべそです。
一気にテンションダダ下がりで帰りは歩けなくなり・・・
ダーリン氏がおんぶして登りました・・・
(ダーリン氏さらに地獄・・・おつかれさま!!)
キラウェアイキトレイル、私たちは同じ場所から降りて登ったけれど、本来はクレーターの端から端まで歩き反対側で登る約6.2キロのトレイルなんだって!
結構な運動量ですが、ハワイ島まで行ったら、キラウェアまで行ったら、ぜひともご自分の足で降りてクレーターの底に降り立ってほしい!!!
本当にオススメの場所です。
これにて5日目のキラウェア周辺の冒険はおしまい。
本当に来て良かった!
帰りが遅くなりそうだからマウナケアの近くで星を見ようかということになっていたのだけれど、(実は私が一番楽しみにしていたこと)子どもたちがあまりにグッタリしていたし、夕暮れが19時くらいなので真っ暗になるまでかなり待機しなくてはいけないことから断念してホテルへ。
本当に本当に大冒険の1日でした。
6日目はコナの街へ。
ハワイ島ステイもあと3日。
5日目は長いグログになりましたがお付き合いくださりありがとうございます🌺
Aloha nui loa
森永 美陽