午前中に

買い物に出る機会があり

いつもと違うルートを通ったら

鮮やかに色づいた

赤い葉の生垣。

 

レッドロビンの生垣

 

それだけだと

よく見る風景なので

気にも留めなかったでしょうが

白い蕾が目にとまり

よく見直してみました。

 

レッドロビン(蕾)

 

蕾だけじゃあ

何の木か

調べるのがめんどうかも

とか思っていたら

咲いている蕾もあり。

 

レッドロビン(蕾と花)

 

帰ってから

「春 紅葉する木」

で検索をかけてみたところ

紅要黐[べにかなめもち]と

レッドロビンのいずれか

だと分かりました。

 

 

紅要黐は要黐の変種であり

レッドロビンは

紅要黐と

大要黐[おおかなめもち]を

交雑させた園芸品種なので

両者は非常によく

似ているそうです。

 

両者を区別するポイントは

葉柄[ようへい]に

鋸歯の痕が見られるのが紅要黐で

見られないのがレッドロビン

というふうに説明されますが

葉柄の鋸歯の痕といわれても

どういうものか見当もつかず。

 

その他には

レッドロビンの方が

葉が大きく光沢がある

という説明もありました。

 

あと

近年、植栽に使われるのは

レッドロビンの方が多い

とのことで

今回のもおそらく

レッドロビンであろう

と思われます。

 

「優しい雨」というブログの

植物・ガーデニング

という章立ての中の記事に

紅要黐とレッドロビンについて

写真をあげて比較説明されており

参考になりました。

 

 

和名が西洋要黐

[せいようかなめもち]で

西洋要[せいようかなめ]や

西洋紅要[せいようべにかなめ]

とも呼ばれるようです。

 

英名は品種名の

レッドロビンでしょうが

他に Red tip というのも

あるようですね。

 

学名は

Photinia × fraseri Dress ないし

Photinia × fraseri ‘Red Robin’

 

Photinia はカナメモチ属を示し

ギリシャ語の photeinos(輝く)

に由来するそうです。

 

種小名の fraseri は

スコットランドの植物学者で

プラントハンター・育種家

ジョン・フレイザー

John Fraser(1750〜1811)に

因むのだとか。

 

Dress は命名者で

アメリカの植物学者

ウィリアム・J・ドレス

William J. Dress(1918〜2011)を

示すそうですから

フレイザーが交雑したか

どうかした功績を踏まえて

ドレスが名付けた

ということに

なるんでしょうかね。

 

レッドロビン(花アップ1)

 

そして

交雑した種が同族の場合

属名と種小名の間に

「×」をつけるのだとか。

 

要黐と大要黐の交雑だから

Photinia glabra × serratifolia

というような表記に

なるんじゃないのか

と素人考えで

思っちゃいますけどね。( ̄▽ ̄)

 

 

いずれにせよ

花を鑑賞する木ではなく

花では区別が

つかないんですけど

ついつい花の写真を

撮ってしまうのでした。

 

レッドロビン(花アップ2)

 

一般的に生垣として

開花する前に

頻繁に刈られるため

花が見られるような状態が

あまりないそうですから

まあ、いいか、と。( ̄▽ ̄)

今日から

塾の前期課程が始まり

本日は横浜へ

行ってきました。

 

答案の提出が押して

帰るのが遅くなり

地元に帰り着いた時は

最寄り駅そばの方の

ディスカウント・スーパー

OKも閉店間際。

 

しょうがないので

そのまま寄らずに帰宅して

小腹を満たすのに

いただいたのが、こちら。

 

ずっしりあんぱん つぶあん(パッケージ)

 

山崎製パン、4月の新商品の

ずっしりあんぱん つぶあんです。

 

近所にある

薬のクリエイトで見かけて

買っておいたものです。

 

ずっしりあんぱん つぶあん

 

パッケージには

「たっぷりのつぶあんを包んだ

 食べごたえのあるあんぱん」

と書かれてますが

パッケージ(袋)右下を見ると

「焼成後空洞ができる製品」

と小さく表示されています。

 

ずっしりあんぱん つぶあん(パッケージ右下)

 

どれくらい空洞ができるのか

というと、これこのとおり。

 

ずっしりあんぱん つぶあん(断面)

 

かなりできます。( ̄▽ ̄)

 

上皮を先に食べて

パンの皮を器に

つぶあんをいただく

という感じですかねえ。

 

ずっしりあんぱん つぶあん(フィリング)

 

小ぶりながら

持ち重りするくらいの

つぶあんは

惹句にある通り

「食べごたえ」が

それなりにあります。

 

あんぱんを食べている

というより

あんこそのものを

食べている感じがしなくも

ないんですけどね。

 

何はともあれ

ごちそうさまでした。(-人-)

前回

ローズマリー・ジョシュアが歌い

クリストフ・ルセ指揮

レ・タラン・リリクに加え

ローレンス・ドレフュスと

エリザベス・ケニーが参加する

ヘンリー・パーセルの

『ハルモニア・サクラ』を

取り上げました。

 

 

その際

ツィンマーマン番号がないことや

『ハルモニア・サクラ』全2巻のうち

どの巻が出典なのかも気になり

調べ始めたところ

思わぬ手間がかかった

と書きましたが

せっかくですから

調べた結果を

アップしておくことにします。

 

 

以下のリストで

トラック名が抜けている箇所に

チェンバロ独奏曲が入りますが

そちらについては

ナクソス・ミュージック・ライブラリの

本盤の紹介ページを見れば

簡単に分かるので

省きました。

 

略号のうち

Sはソプラノ、Bsはバス

Tはテノール、cho はコーラスです。

 

vn はヴァイオリン

va はヴィオラ

BCは通奏低音を示します。

 

これらの編成と各曲の邦題は

〈クラシック・データ資料館

 ヘンリー・パーセル作品表〉

を参照しました。

 

01. 憐れみ深き天使よ、我に告げよ Z.196 S, BC ◀︎第2巻

02. 暗くわびしき絶望の淵に Z.190 S, BC ◀︎第1巻

03. ものを聞く知恵を与え給いし主に向かいて歌う Z.199

 S, cho, BC ◀︎第1巻

05. 偉大にして正義の神よ Z.186 S, cho, BC ◀︎第1巻

06. アンセム〈われ主の憐れみを永遠に歌わん〉Z.31

 Bs(S), cho, 2vn, va, BC ◀︎第1巻

08. 主よ、道を誤りし人間とは何か Z.192 S, BC ◀︎第2巻

09. 夜よ去れ(ヨブの呪い)Z.191 S, cho, BC ◀︎第1巻

11. 夜が来たれり(夕べの讃歌)ZD.77(疑作)T, BC ◀︎第2巻

12. 目は病み、疲れ Z.200 S, BC ◀︎第1巻

13. 主よ、我はいかに道をふみ迷いたる Z.188 S, cho, BC ◀︎第1巻

18. わが目は清められ ZD.72(疑作)S, BC ◀︎第2巻

19. 主よ、かくて幾年を経たもうや Z.189 Bs/S, BC ◀︎第1巻

21. 眠れアダム、しばし憩え Z.195 S, BC ◀︎第1巻(?)

22. おんみ、眠らざる羊飼いよ Z.198 S, BC ◀︎第1巻

23. 地は震い、天は目を閉ず Z.197 S/Bs, BC ◀︎第1巻

24. 今や太陽の光も薄れしからには Z.193 S, BC ◀︎第1巻

 

原盤のライナー小冊子の解説は

ブルース・ウッドが書いていますが

そこには次のように書かれていました。

本録音では、単一の高音パート用に編曲された楽曲をすべて収録している(この説明は少々誤解を招きやすい。そのうちのいくつかは、パーセルの時代の多くの「独唱曲」に見られる特徴、すなわち2声の「合唱」――当時の、同様に誤解を招きやすい用語を用いるならば――で終わっているが、ここでは高音パートと通奏低音に加わるバス声部は省略されている)。 *DeepL の無料版で翻訳

前回、苦言を呈した

キング・インターナショナルの

商品説明の記述は

上掲のウッドの文章を

踏まえたもののようです。

 

ただ、ウッドが

条件付きで書いているのに

その条件を除いて

「高声独唱用に作曲したもの」

と書いて済ますのは

やはりまずいのではないか

と思いますけどね。

 

 

ウッドはまた

『ハルモニア・サクラ』収録の

パーセルの曲は

第1巻は29曲中12曲あり

第2巻は15曲中5曲ある

と書いています。

 

インターネットにアップされている

ファクシミリ版を見つけたので

確認してみたところ

当方の数え間違いでなければ

第1巻の第1版は確かに25曲ですが

第2巻の第1版は16曲でした。

 

あと

第1巻の第1版には

詩篇89に基づくアンセム

〈われ主の憐れみを永遠に歌わん〉が

収録されておらず

同曲はどうやら

第2版以降に

追加されたもののようです。

 

それぞれの巻に収録された

パーセルの曲の数は

合ってますけど

上に書いた通り

第1巻の第2版以降

パーセルのアンセムが4曲

追加されたので

それを入れると

第1巻は16曲というふうに

なるはずなのですが……。

 

 

問題は

〈眠れアダム、しばし憩え〉Z.195 が

ファクシミリ版を見てみても

載っていなかったこと。

 

これについてはブルースも

ひとことも書いてませんが

第1巻とする資料がヒットしたので

上掲のトラック・リストでは

第1巻としておきましたけど

ファクシミリ版では確認できないため

「?」を付けときました。

 

手元にある

マーガレット・キャンベルの

Henry Purcell: Gloryof His Age で

 

M. Campbell "Henry Purcell"

(Oxford University Press, 1995)

 

索引を見て、載っていたので

本文を確認してみたところ

〈眠れアダム、しばし憩え〉Z.195 は

1683年に刊行された『エアー選集』第4巻

(原題 Choice Ayres and Songs to Sing

to the Theorbo-lute or Bass-viol )

に収録されたようなんですが

これはどういう扱いになるのか。

 

『エアー選集』第4巻というのは

J・A・ウェストラップ『パーセル』の

 

J・A・ウェストラップ『パーセル』

(1937/1965. 5th ed.

 松本ミサヲ訳、音楽之友社1989.6.20)

 

巻末の年譜に書かれている

仮題です、念のため。

 

それはともかく

ネットで確認できなかった

『ハルモニア・サクラ』の別版に

収録されている可能性は

なきにしもあらずで

単なる極東のアマチュア愛好家

に過ぎない自分の場合

これ以上は調べかねるのでした。

 

それくらい日本語の文献で

調べがつけられないものか

という思いが

なくもないのですけど

もし邦語文献があって

見逃しているのだとしたら

ごめんなさい。m(_ _)m

 

 

なお

ブルースはちゃんと

〈夜が来たれり〉および

〈わが目は清められ〉が

パーセルの作品ではない

と書いています。

 

だとしたら

なぜ収録したのか

というところまで

書いて欲しかったなあ。

 

 

ジョシュア盤は

YouTube の

クリストフ・ルセ・トピックに

全曲アップされています。

 

 

上には全体のトップページの

アドレスを貼っときましたが

それだけではそっけないため

いちばんよく知られていると思われる

〈今や太陽の光も薄れしからには〉Z.193 を

以下に貼っておくことにします。

 

 

以上

あまり関心が高いとは

思われないようなことを

長々と記してきて恐縮ですが

せっかく調べたのだし

自分の備忘のためにも

と思って

書いておく次第です。

 

乱文長文深謝。m(_ _)m