圏外の日乘 -16ページ目
本日は
四谷のオフィスで
採点でした。
帰りは
例によって
新宿でディスクユニオン
紀伊国屋書店と回ったあと
下車駅の名代箱根そばへ。
いただいたのは
ブログのタイトルにも書いたとおり
季節の期間限定メニューのひとつ
豚肉と揚げ茄子のそば
温玉のせ(冷)です。

前回いただいた
岩下の新生姜ミニかき揚げ天と鱧天よりも
食べ応えがありました。
揚げ茄子は
色合いは悪いですけど
美味しかった〜
豚肉が温かかったのには
ちょっとびっくり。
何はともあれ
ごちそうさまでした。(-人-)
前回ご案内の
ペチュニアこと
衝羽根朝顔ですが
明らかにペチュニアの葉ではない
葉叢の中に一輪だけ
咲いているというのが
不思議な感じでした。

(2025年7月23日撮影)
この葉叢はなんだろうと思い
ダメ元で写真検索してみたら
「ツユクサ」と出ました。

(2025年7月25日撮影。以下同じ)
露草って
もっと小さいものだと
思っていたので
これにはびっくり。
金曜日にもう1度行った際に
よくよく観察して見ると
確かに露草らしき花が
目にとまりました。

露草は一日花なので
(英名の Day flower は
それに由来します)
午後3時ごろ通り掛かれば
萎んでいるのは仕方がなく
少しでも形状が残っていて
判別できたのは幸いでした。
露草なら以前にも取り上げています。
今回のものは以前見たものと
葉っぱの形は微妙に違いますけど
葉っぱのつき方は同じですし
別名で笹草[ササクサ]といわれるのも
納得できる外見ではあります。
もっとも
露草の変種で花弁が大きい
大帽子花[オオボウシバナ]
(別名は青花[アオバナ])
というのもあるようなので
あるいはそちらかもしれません。
こればっかりは
花が咲いている時間帯に
通りかからないと
分かりかねますね。
ただし
かぎけん花図鑑によれば
露草の草丈が20〜50cmなのに対し
大帽子花は1mだそうですから
やっぱり露草で
間違いないのかも。
露草の学名は
Commelina communis で
AIによる概説によれば
属名はリンネの命名ですが
オランダの植物学者
コメリン Commelin に
由来するそうです。
リンネが
コメリンに基づいて命名した理由は
以下の記事に書いてありました。
種小名は
「普通の」「共通の」
という意味のラテン語に
由来するようですが
AIによる概説によれば
ツユクサ属の中でも
一般的な種であることを
意味しているそうです。
今回のが、それこそ
コミューニスな露草で
間違いないとしても
路地裏の花壇のような空きスペースに
自然に生えたというよりは
寄せ植えされているようなのが
ちょっと不思議な感じ。
午前中の満開の時間帯なら
さぞや見事だろうと
思いますけど
そういう見事さを愛でるのが
神田神保町らしい風情
というものなんでしょうかね。
機会があれば満開の様子を
見てみたいものです。
今週は水曜日と金曜日に
神保町に行ってきたんですが
お世話になっている出版社に行く途中の
路地で見かけたのがこちらの白い花。

(2025年7月23日撮影。以下同じ)
花のアップ写真を
写真検索で調べてみたら
ペチュニアと
Large white petunia
というのがヒットして
簡単に分かりました。

ペチュニアというのは
学名そのままなんですが
Wikipedia によれば
普通に見かけるものの
ほとんどが交雑種なので
petunia x hybrida
と表記されるようですね。
小文字の x は
同属間の交雑種を意味します。
和名は
ブログのタイトルに採用したとおり
衝羽根朝顔[ツクバネアサガオ]で
衝羽根は羽根突きの羽根を指し
形状がそれに似ていて
朝顔みたいな花だから
ということで名付けられました。
「神保町の」という修飾語なら
「ペチュニア」と続けるよりも
「衝羽根朝顔」の方が
それっぽい風情があるので
タイトルでは和名を採用した次第。
一般的な朝顔との違いは
葉や茎に腺毛が生えている点で

そこから粘液が出ているため
触わるとベタベタするようです。
こちらのサイト記事によれば
原産地において
蟻の食害から守るために
進化した特質の名残りだと
考えられているようです。
うーん、触わってみればよかった。( ̄▽ ̄)

