昨日、横浜まで

答案を取りに行ったことは

前回の記事でも書きました。

 

校舎に行く途中

横浜駅西口から

内海橋[うつみばし]を通って

横浜ビブレの裏側に出る国道沿いの

ビブレ側の歩道の植え込みに

ピンクの花が咲いているのが

目にとまりました。

 

本アマリリス(その1)

(2025年10月21日撮影。以下同じ)

 

こちらの花は

夏期講習の終盤

横浜校から帰る途中でも

目にしてたんですが

そのときは連れがいて

話しながら歩いてたもんですから

目に留めて、今度確かめようと思いながら

そのままにしているうちに

失念しておりました。(^^ゞ

 

今回

スマートフォンで写真を撮っておいて

帰宅後、写真検索で確認してみたら

「本アマリリス」と出たのでした。

 

それにしても

まだ咲いているとは

思わなかった。

 

 

Wikipedia によれば

園芸分類上のアマリリスとの

混同を避けるために

ベラドンナリリー

とも呼ばれるそうですが

これは英名でもあるようですね。

 

園芸分類上のアマリリスは

以前、取り上げたことがありますが

 

 

今回のが本家本元?

ということになりますか。

 

 

和名の別名は

「真正アマリリス」で

あまり使われないそうですが

今ふうにいうなら

シン アマリリス

となるかも。( ̄▽ ̄)

 

英名にも別名があって

Naked Lady だとか。

 

なぜ「裸の淑女」と名付けたのか

と、つらつら考えてみたところ

本種は彼岸花の仲間で

まず花を咲かせて

花期が終わるとその後に

葉っぱが出てくる性質ですから

葉っぱを伴わず花が咲くことを踏まえ

葉っぱがない状態を

「裸」に見立てたものかと。

 

下の写真はボケボケですけど

葉っぱがない状態が

よく分かるかと思います。

 

本アマリリス(その2)

 

ちなみに belladonna は

「美しい女性」を意味する

イタリア語に由来します。

 

リリーと付いたのは

花の形が似ているから

のようですね。

 

本アマリリス(アップ)

 

学名は Amaryllis

属名のみ。

 

「輝く」という意味の

ギリシャ語に由来するそうで

古代ローマの詩人ウェルギリウスが

《牧歌》に登場させた羊飼いの乙女に

この名を付けたそうです。

 

本アマリリス(その3)

 

それにしても

歩道の植え込みになぜ

本アマリリスが

咲いてるんでしょう。

 

種で増えるのではなく

球根から咲く花なので

鳥に運ばれたりして

逸出したものとも思えず。

 

人が植えたにしては

歩道の植え込みの

この道路沿いだけで

2箇所のみというのが

まばらすぎる感じですし。

 

以前、やはり横浜の

川沿いの植え込みで

ゼフィランサス・ロブスタ

(ピンク・レイン・リリー)を

見かけたことが思い出されます。

 

 

こちらは種で増えるので

逸出の可能性もありますが

球根の場合は

人の手が介在している

としか思えず。

 

たまに

なんでこんなところに

球根系の植物が?

と思わせられますけど

ほんと不思議ですよね。