昨日、取り上げた百日紅

千日紅という別名も

持ってるようですけど

一般に千日紅といえば

草本類のこちらですね。

 

白い千日紅(その1)

(2025年7月30日撮影。以下同じ)

 

先月末に

かかりつけのクリニックから

れんげ食堂 Toshu に向かう途中

咲いているのを見かけました。

 

こちらは

園芸ネットで紹介されている

ラスベガスホワイト

という品種かと思いますが

その他にも白い品種として

ネオンホワイトとか

オードリーホワイト、さらに

スプレーオードリーホワイトなど

いろいろヒットするので

素人にはよく分かりません。(^^ゞ

 

和名の別名は千日草で

白花ならこちらで呼ぶべきかも。

 

 

英名は Globe amaranth で

アマランスはアマランサスのことですが

Wikipedia によれば

ギリシャ語で「萎れることのない花」

という意味だとか。

 

つまり

千日紅という名の由来にもなった

花の色が長持ちすることから

萎れることのない花である

アマランスと同一視され

花序の形状にちなんで

グローブと付けられたものかと。

 

 

英名には

Bachelor's button

(独身男性のボタン)

という別名もあるようですが

手元の辞書によれば

こちらは主として

矢車菊を指すようです。

 

以前、当ブログで

千日紅を取り上げた際

この英名にふれて

由来は何なのかと

書いたことがあります。

 

 

その時は分からなかったんですが

今回は、AIによる概要で

リンクが貼られていた

25ans[ヴァンサンカン]の記事を

読むことができました。

 

 

この記事によれば

「好きな人ができた独身男性が、

 洋服にヤグルマソウを襟元につける

 習慣があったことから」

と説明されていますけど

そうなると千日紅は

どうなるんでしょうね。( ̄▽ ̄)

 

 

学名は

Gomphrena globosa

リンネによる命名です。

 

属名は

季節の花300」によれば

鶏頭の一種を指すギリシャ語の

gromphaena に由来するそうで

この属名そのままに

ゴンフレナ

と呼ばれることもあります。

 

種小名は「球形の」という意味。

 

 

花序の白い部分は苞にあたり

実際の花はそれに隠れている

黄色い部分ですが

アップで撮った写真に

幸いにも写り込んでました。

 

白い千日紅(花序アップ)

 

目を凝らさなければ

分からないかと思いますが

アップしておきます。

 

 

百日紅と千日紅は

夏を代表する草木ですけど

今年のように(あるいは年々)

こう暑くなってくると

真っ赤っかの品種より

桃色や白色の方が

涼味が感じられますね。

 

白い千日紅(その2)

 

特に夜ともなれば

そして螢光灯で照らされていると

何ともいえぬ風情を

感じてしまうのでした。