タワーレコード・オンラインからの

荷物を引き取るため

セブン-イレブンに行く時や

普段使いのディスカウント・スーパー

OKに行く時に通りかかる

中学校のグランド脇に植えられた樹に

蕾がついていました。

 

辛夷の蕾(その1)

(2025年1月13日撮影)

 

こちらは

これまで何度も取り上げてきた

辛夷の木になります。

 

 

 

毛状の外皮が

いかにも冬という感じですが

暖かそうです。

 

辛夷の蕾(アップ)

(2025年1月13日撮影)

 

ちなみに辛夷の蕾は

辛夷[シンイ]と呼ばれる

漢方薬の材料だそうです。

 

もっとも

Wikipedia によれば

生薬の辛夷[シンイ]の材料は

白木蓮、紫木蓮[シモクレン]

田虫葉[タムシバ]の蕾などを

含めたものだとか。

 

いずれも

モクレン科モクレン属に

分類されるから

ですかね。

 

 

ちなみに

山田隆彦監修『樹木図鑑』

(池田書店、2021)には

辛夷と田虫葉の樹皮の写真が

載ってるんですけど

今回の樹皮を見てみると

同書の田虫葉の方にそっくり。

 

辛夷の樹皮(2024.12.25)

(2024年12月25日撮影)

 

うーん

と今頃になって

悩まされたりしましたが

以前アップした記事に載せた

写真に写っている葉っぱの形で

確かに辛夷だと

改めて思った次第です。

 

辛夷の葉は倒卵形で

葉先がちょっとだけ

尖ってるのに対し

田虫葉の葉は

葉先がスッと尖っている

披針形に近い卵形なのでした。

 

 

田虫葉の場合

花の下に葉っぱがつかないのも

区別のポイントです。

 

辛夷の蕾(その2)

(2025年1月13日撮影)

 

開花は3月ごろですけど

そのころになれば

はっきりしますね。