クスリが切れたので
……と書くと
何やら不穏な感じですが
(カタカナで書くと、なおさらw)
喘息の治療で通っている
かかりつけの病院に
行ってきました。
行く途中
小学校の裏にあたる
中学校のグランド脇を
通りかかったら
辛夷[こぶし]の実が
なってました。
辛夷の花は
以前、当ブログでも
取り上げましたが
実を見るのは初めて。
辛夷という名前がついたのは
実の形が握り拳に似ているから
という説明が一般的ですけど
なるほど確かに
拳に似ているかも。
実の形は多様だといい
やや卑猥な印象のある写真を
アップしてますけど
それはともかく
この赤い果皮が熟すと裂けて
赤い仮種皮を持つ種子が
露出するそうです。
10月ごろに熟すと
仮種皮を持つ種子が
「白い糸を引きながら垂れ落ち、
ややグロテスクな様相を呈する」
と植木ぺディアには
書いてありますけど
それも見られるといいなあ。
ちなみに
今年の春に撮った
辛夷の花がこちら。
(2023年3月16日撮影)
下が、花のアップ。
ボケ気味なのはご容赦ください。
辛夷の花は
白木蓮[ハクモクレン]や
木蓮の花と似ていて
ハナノナでも
間違えるくらいです。
まあ、お馴染みの
クオリティですからねえ。( ̄▽ ̄)
区別のポイントは
樹木図鑑 植木ぺディアによれば
花弁の下についている
葉っぱだとか。
写真はボケてても
花弁の下に葉らしきものが
確認できますので
辛夷だと分かります。
3月に撮ったときは
少々自信がなく
一度アップしていることでもあり
取り上げなかったんですが
今回、実がなっているのを見て
辛夷だと確信しました。
ところが
木蓮と似ているって
どのくらいだろうと思い
樹木図鑑 植木ぺディアで
見てみたところ
花のみならず
その実の形や
熟すと裂けて糸を引く
というところまで
辛夷にそっくり。
実際のところ
花のついている様子と
セットで確認しなければ
区別がつかないのでした。
春に花の写真を撮っておいて
幸いだったわけです。
奥が深いなあ……。