敬老の日の本日は
秋葉原で塾の会議があり
その前に新宿の
紀伊国屋書店と
ディスクユニオンに寄って
いろいろと買い込みました。
以下が購入した書籍です。
安倍公房は
ここにきて新潮文庫から
続けて新刊が出ており
往年の愛読者であれば
買わざるを得ない
という感じですね。
それに最近は
単行本を持ってても
読むのは文庫本か新書で
ということが
多いことでもあり。
紀伊国屋書店では
8,000円以上を超えると
配送サービスを受けられるので
持てない量でもありませんでしたが
配送をお願いしてきました。
以下がCDと古本になります。
ディスクユニオンでは
音楽関連の古本も置いてあるので
行くと、ついつい
棚を覗いてきちゃうのでした。
普段は聴かないオペラを3本
珍しく買い込んだのは
最近照合していたテキストに出てきて
ちょっと必要かな、と思ったからです。
2冊の古本は
その流れに乗って釣られて
買っちゃいました。(^^ゞ
ドナルド・キーンは以前
(もう10年も前!)
というのを読んでますが
その姉妹編にでも
あたるんでしょうかね。
今回もあの時のように
漫然と読んでいければ
と思っています。
嬉しかったのは
アレッサンドロ・スカルラッティの
オラトリオ《ジュディッタ》を
見つけたこと。
(アルファエンタープライズ HCD-263)
こちらのディスク
皆川達夫の
『ルネサンス・バロック名曲名盤100』
(音楽之友社、1992)に
取り上げられている盤なのですね。
初めて見ました。
同書を読んで以来
探していたわけではありませんが
これは今になって買うのは
難しいだろうなあ
と思っていたので
なおさらです。
皆川は上掲書で
スカルラッティならオペラを聴くべきだが
今出ているCDにはオペラがなく
代わりに「宗教音楽にしては
お色気たっぷりの
官能的なテーマ」の本作を
「オペラ全盛の時代に
ふさわしい作品」として
あげておくと書いています。
そういってから続けて
つまりこの時代ではオペラと宗教音楽とは紙一重だったということで、それなればこそ、オラトリオ作品からオペラ作曲家スカルラッティの横顔をうかがうことが出来るわけです。
と書いていますが
そのすぐ後に
「もっとも演奏は決して最上とは言えませんし、
日本語解説もお粗末なものです」
と書いていて
それでいいのか(笑)
とツッコミを入れたくなったりも
するんですけどね。( ̄▽ ̄)
やはり皆川があげている
同じフンガルトン・レーベルの
《奥様になった女中》を買えた時も
嬉しい驚きでしたけど
こちらも、ほんと嬉しいです。
聴いてみた感想は
またそのうちに。