本日は

山の日の振替休日ですが

当方は夏期講習の採点で

横浜へ。

 

校舎に行く途中にあるホテル

THE KNOT YOKOHAMA の

脇の路地を通る際

置いてあった寄せ植えの鉢が

目にとまりました。

 

ヒューケラ(寄せ植えの鉢)

 

何か咲いているようで

紫蘇[シソ]系の花かと

思ったんですが

とりあえず

ハナノナで調べてみると

「タデ属」と出てしまい

 

ヒューケラの花(ハナノナ)

 

帰宅してから

タデ属で検索してみても

どうもピンときません。

 

ヒューケラ

 

そこで葉っぱの方に注目し

『育てたい花がたくさん見つかる図鑑1000』

(主婦の友社、2022)で

カラーリーフの章を見てみたら

当たりがついた次第です。

 

ヒューケラは

学名(属名)Heuchera を

そのままカタカナ読みしたもので

この学名はドイツ人医師で植物学者の

Johann Heinrich von Heucher に

ちなんだものだそうです。

 

Johann Heinrich von Heucher を

DeepL に読ませてみたところ

ヨハン・ハインリヒ・フォン・ホイヒャー

と訳されました。

 

とするとヒューケラは

英語読みになりましょうか。

 

 

和名は壺珊瑚[ツボサンゴ]で

GARDEN STORY の記事によれば

珊瑚のように細い花茎を伸ばし

壺型の花を密に咲かせる様子から

名付けられたものだそうです。

 

英語の別名として

コーラルベル coral bells

というのがあり

直訳すると「珊瑚色の鐘」ですから

壺珊瑚と同じイメージですね。

 

ヒューケラの花(アップ)

 

和名がある場合

そちらをブログのタイトルにする

というのをマイ・ルールにしてますけど

壺珊瑚という和名がつく個体は

ヒューケラ全体ではなく

その内の一種を指す名称

だと思われますので

今回はブログのタイトルとして

採用しませんでした。

 

 

ヒューケラには

園芸品種がいろいろあり

各品種によって

花色も異なるようです。

 

では今回のは何という品種か

という話になるんですけど

残念ながら品種までは

特定できませんでした。

 

というのも

花のクローズアップ写真を

掲載した記事が

いわゆる壺珊瑚を除くと

なかなか見つからないためでして。

 

カラーリーフなので

仕方ないんですけどね。

 

 

ちなみに花期は

5〜7月中旬

としている記事が多く

品種によって

多少のずれがあるようです。

 

盛夏の8月だと

ちょっとズレる感じですが

ひと月ぐらいなら

許容範囲でしょうか。

 

 

あとひとつ。

 

葉物に特化した参考書が手元になく

特定は困難を極めるんですけど

モンソーフルール監修

『花屋さんで人気の469種

決定版 花図鑑』(西東社、2020)の

グリーン編をパラパラ見ていたら

丸い葉っぱが細い枝に

向き合って付いているやつは

 

ヒューケラ(寄せ植えの鉢)マークアップ

(赤で囲んだ部分)

 

ユーカリだと当たりがついたことを

付け加えておきます。