擬宝珠の鉢

 

普段使いの銀行へ行った帰り

いつもとは違うルートで

橋の袂に置かれていたのが

上の鉢植えでした。

 

ハナノナで調べたところ

「ギボウシ」と出まして

 

擬宝珠(ハナノナ)

 

帰ってから検索してみたら

一発で正解でした。

 

 

今回のように

葉っぱに黄色い覆輪が入ったものは

寒河江擬宝珠[サガエギボウシ]

という品種のようです。

 

ところが Wikipedia

寒河江擬宝珠の項目を見ても

花の写真が載っておらず

手元にある

モンソーフルール監修

『花屋さんで人気の469種

決定版 花図鑑』を見ると

 

モンソーフルール監修『花図鑑』

(西東社、2020.4.15/2021.4.20. 4刷)

 

「花もちが悪いので、

 切花には不向き」

「葉だけが流通します」

と書いてありました。

 

だからってねえ。( ̄▽ ̄)

 


ちなみに

花期は6~8月です。

 

LOVEGREEN

というサイトによれば

一日花だそうで

朝咲いて夕方には

萎れてしまうのだとか。

 

というわけで

今回、花を見られたのは

ラッキーだったのかも。

 

擬宝珠の花

 

擬宝珠という名前は

Wikipedia によれば

つぼみ、ないし

包葉に包まれた若い花序が

擬宝珠に似ているからだそうです。

 

上掲の LOVEGREEN に

つぼみの写真が載ってますが

確かによく似てるかも。

 

 

英名は Plantain Lily といい

直訳すると「大葉子百合」で

大葉子[オオバコ]に似た葉を持つ

百合(のような花)だから。

 

やっぱり葉っぱの方に

注目してる感じですね。

 

 

花はもっと大きく

開花するのかもしれませんが

(そういう写真も

 ネットであがってます)

念のため花の内側を

撮ってきました。(^^ゞ

 

擬宝珠の花(内側)

 

百合の花のように

下を向いているだけでなく

色あいも儚げなあたり

いかにも

日本人の美意識を

くすぐりそうな感じですね。