これは先月のこと。

 

竹煮草を見つけたところから

少し行ったところのお宅で

擬宝珠[ギボウシ]の花が

咲いているのを見かけました。

 

擬宝珠の花(2024.6.25)

(2024年6月25日撮影。以下同じ)

 

それだけでなく

そこから少し行ったところでは

紫君子蘭[ムラサキクンシラン]こと

アガパンサスも咲いていて

両者の雰囲気がそっくりなのが

ちょっと面白いと思ったのでした。

 

紫君子蘭(2024.6.25)

 

両方とも

以前取り上げていますが

 

 

 

今回見かけた擬宝珠の花は

以前よりも立派ですし

何より花弁の中を

撮ることができたので

再度、取り上げることにした次第。

 

擬宝珠の花(2024.6.25)アップ1

 

擬宝珠の花(2024.6.25)アップ2

 

下はアガパンサスの花弁の中。

 

紫君子蘭(2024.6.25)アップ

 

両者をよくよく見ると

花の形や花のつき方が違うので

区別はつきやすいんですが

いちばん分かりやすい

見分け方のポイントは

葉っぱでしょうか。

 

擬宝珠は

丸みを帯びているのに対して

アガパンサスは線形です。

 

 

季節の花300」によれば

アガパンサスは

「根が太く強いので、

 斜面や土手などの土の

 流出を防ぐのに役立つらしい」

とのこと。

 

なるほどそれで

坂の斜面の道端に

植えられているわけですかね。

 

 

おまけとして

その4日後に撮れた

竹煮草の花。

 

竹煮草の花(2024.6.29)

(2024年6月29日撮影)

 

もじゃもじゃしたのが花ですが

実際は雄蕊の集まりだそうです。

 

竹煮草の花(2024.6.29)トリミング

 

雌蕊は

先端が赤い

蠟燭のような形をしている部分で

先端が二裂しているそうですが

そこまでは分かりにくいかも。

 

松江の花図鑑に

拡大写真が載っています。

 

 

ご参考までに。