立川校会議分の

採点済みの答案を

宅配便の集荷場所まで

出しに行ったときのこと。

 

例の「これぞ遠近法!

という場所を通ったら

開花しかけのアガパンサスが

多いことに気づきました。

 

面白いのは

つぼみから開花するまでの

連続写真になりそうなくらい

いろんな状態のものが

揃っていたこと。

 

試しに並べてみると

以下のようになります。

 

アガパンサス(つぼみ)

 

アガパンサス(開花その1)

 

アガパンサス(開花その2)

 

アガパンサス(開花その3)

 

アガパンサス(開花その4)

 

この花の名については以前

普段使いのディスカウント・スーパー

OKに行く途中にある

マンション脇の階段に

植えられているのを見て

調べたことがあるので

知っていました。

 

そのマンション脇の固体は

すでに開花して久しく

白い花が混ざっているのを

最近になって見かけて

びっくりしたばかり。

 

アガパンサス(階段脇)

(6月23日撮影。以下同じ)

 

白い花があって

びっくりしたのは

アガパンサスの和名が

紫君子蘭[ムラサキクンシラン]

というからです。

 

白い花の品種はやっぱり

シロバナムラサキクンシラン

とでもいうのかしらと

思っていたんですが

HORTI by GreenSnap

というサイトの記事によれば

イナペルツス inapertus

というのが品種名だそうです。

 

アガパンサス(白花)

 

そのイナペルツス

つぼみのときは上を向き

花を咲かせると下を向く

という特徴があるそうで

そういわれれば確かにそうかも。

 

でも紫色の品種のつぼみも

天を向いているようですけどね。( ̄▽ ̄)

 

アガパンサス(紫君子蘭)

 

ちなみに紫色の品種は

アフリカヌス Africanus といい

一般的にアガパンサスといえば

アフリカヌスを指すのだとか。

 

HORTI by GreenSnap で

他の品種の写真を見ると

アフリカヌスの色合いは青に近く

それよりもむしろ

花数が多い大型品種の

プラエコクス・オリエンタリス

praecox orientalis の方が

マンション脇に咲いているものに

近い気がしますね。

 

 

アガパンサスの花期は

紫陽花と同じ5〜7月で

6月の末ごろが見ごろ

とされているようです。

 

マンション脇の階段の花は

花期がどんぴしゃりですけど

近場の品種は少し遅い感じで。

 

まだ7月に入ったばかりなので

許容範囲かも知れませんけどね。

 

 

なお、今回のブログのタイトルは

「紫君子蘭」でも良かったんですが

白い品種を見かけたことですし

両方取り上げているので

アガパンサスという洋名を

タイトルに採用しました。

 

アガパンサス(白花アップ)

 

白花は落ち着きがあって

いい感じなんですが

もう少し葯の色合いが綺麗だと

なお良かったんですけどね。